外構部分について

皆さんこんにちは(*^O^*)松永建設です!

今日は、住まいの外構部分についてのお話をしていきます。

新築やリフォームの際に、一気に外回りまで仕上げた場合は問題ありませんが、とりあえず最低限の形にしておいて、あとは日曜大工でコツコツと・・・と考えるご家庭も多いのです。

土地やら家やらで、なかなか庭づくりにまで予算をかけられませんから。

落ち着いてから、ゆっくり庭造りをする場合に役立つアドバイスをお送りします。
また、普段のお手入れや、ちょっとしたお庭の模様替えにも参考にして頂けます。

さて、庭づくりに欠かせないのは、まず「土づくり」です。

土変えは、業者に頼めばやってくれますが、のんびり自分でやることもできますし、むしろそのほうが愛着がわくかもしれません。

ただし、あまりに敷地が広いようだと、ある程度はプロにお願いしたほうがいい場合もあります。

深く土を掘り返してならすので、面積が広いと大変です。

操作や維持管理が簡単な家庭用耕運機も普及してきましたから、そういったものを使うのもいいですよね。

深さは、家庭菜園ぐらいならそんなに必要ありませんが、植樹を考えているのでしたら最低でも50~60cmは必要です。

そして、砂質によっても手間が違ってきます。
握ってから手を離したときに、パラパラと落ちる砂質土壌であれば比較的手間はかかりません。
硬く、お団子のようになってしまう粘土質土壌であれば、排水と土壌改良を行う必要があります。

掘り返した時に出てきた石は取り除いておきましょう。
掘り起こした土に、腐葉土や堆肥などを混ぜ込み、落ち着かせて様子を見ます。

以前お話した「リサイクラー」で作った生ごみ肥料を、一緒に入れておいてもいいですね。
1か月もすれば、植栽が可能になりますよ。

ただし、混ぜ込んだぶん土量が増え、もともとの高さよりも高くなることを忘れないでください。

これはあくまでざっくりとしたやり方です。
本を読んだり、園芸店で相談しながら、オリジナルの花壇づくりを楽しんでくださいね。

ところで、シンボルツリーってご存知でしょうか?

シンボルツリーとは、家を引き立ててくれる木です。
昔ながらの日本庭園でしたら、松などがそうですね。
ですが、最近の洋風住宅には合いません。
住宅に似合い、かつ、容易に入手でき、樹形が美しいこと。
その姿一本で、家の雰囲気を変えてしまうほどの役割を持つ、木。

それがシンボルツリーなのです。

庭づくりと並行してこれから考える、という場合のためのアドバイスをお伝えします。
まずは常緑樹と落葉樹で迷うかと思いますが、それぞれ長所があります。

どちらかといえば常緑樹がシンボルツリーとしては好まれる傾向にありますが、花や実、新緑、紅葉など、落葉樹には四季を感じさせてくれる風情があります。

みなさんは、どこに魅力を感じますか?

愛着の湧く木になるように、よく考えてシンボルツリーを決めてくださいね。

よく使われる樹として、常緑樹ならシマトネリコ、サヨゴ、オリーブなど。

落葉樹だと、ヤマボウシ、ハナミズキ、シャラなどがあります。

業者や、園芸店などで相談しながら、ベストなシンボルツリーを見つけて下さい。
ごく稀に、根が伸びて基礎を傷める、とか、水道管に影響を与える、などというトラブルもあるようですから、あまり大きくなりすぎる木は避けた方が無難でしょう。

庭は、住み始めてからも、ずっと長く楽しめる空間です。

今まで草木に興味のなかったお父さんが、家庭菜園に目覚めたりすることも。

お子さんがいるご家庭なら、一緒に植えて世話をし、そして収穫する喜びを覚えることで、情操教育にも一役買ってくれます。


次回は、簡単に楽しめて、節約にも役立つ家庭菜園のお話をしていきますのでお楽しみに★
277-NAK20190527_mini1920.jpg

PageTop