2022年9月29日

資金計画中の「3つの見直し」

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です。
前回は「ライフプランを立てる」話でしたね。

家を建てる目的は、家族が健康で毎日の生活を楽しむためです。

今日は、「3つの見直し」の話をしたいと思います。

見直しのまず1つ目。

生活スタイルは、それぞれの家庭で違います。
お金の使い方も、その金額も、それぞれに対する価値観も違います。

例えば、私は旅行が好きなので、旅行にならいくら使っても平気です。
しかし、旅行が嫌いな人にとっては、それがたとえ1円でも、もったいないと思うわけです。

ところで、お金が残るタイプと、残らないタイプがあるんですが、どうすればお金が貯まると思いますか?

それは、毎月給料が入ったら、先に取りわけて貯金することです。

お金を気にしながら使うと、ストレスを感じませんか?

では、ストレスにならないためには、どうすればいいか?

貯金以外は、気持ちよく全部使ってしまう事です。
ちびちび使うからストレスが溜まるのであって、最初に取り分けて残りを思いっきり使えば、ストレスはかなり軽減されます。

と言うことで、まず1つ目の見直しは、「家計の見直し」です。
この見直しをするだけで、年間数十万円お金が浮いてきますよ。


ところで、今は昔と違って普通の日常生活に、たくさんのお金がかかるようになっています。

なぜなら、昭和30年代以前は、何にもありませんでしたからね。
テレビはもちろん、エアコン、電話、冷蔵庫、洗濯機、携帯なんかもそうですよね。

車も、もちろんありません。

しかし、今は車が無いと不便ですし、テレビの無い家庭は少ないと思います。
エアコンがなければ、夏は生活できません。

また、冷蔵庫がない生活なんて考えられませんよね。

今は、結婚生活を始めるには、先ほどの電化製品が全部必要なんです。
冷蔵庫や洗濯機がなければ、新婚生活は始められません。
エアコンや携帯電話がない生活なんてあり得ない。

ですから、現代では数百万円ないと結婚できないんです。

さて、自分では気づいてないと思いますが、知らないうちに、年々贅沢になっています。

例えば、缶コーヒー。
いたる所に自動販売機があって、いつでも買えます。
1本たかだか120円です。
でも、毎日1本飲むとして1年で43800円、10年だと43万8000円。

それがタバコだと3倍以上するので、一生吸い続けると数百万円と言うことになります。

だから、日常生活で、本当に必要どうか、なくても済むものはないか?
そういう見直しをしていくと、月々1万円以上節約できます。
これが1つ目、家計の見直しです。

では、2つ目の見直し。
今すぐ欲しいからと言って、簡単にローンで品物を買う人が増えています。
逆に売る側は、今すぐ簡単に買えますって、宣伝しています。

例えば、車。
"月々5000円で今すぐ乗れます!"みたいなものを見たことあると思います。

でも、実際は結構な金利を負担しなければいけません。
だから、総額では、相当な額を払うことになります。

安い車でも100万円~200万円しますよね。
実際、それだけ貯めようと思ったら大変ではありませんか?

しかし、都会に住んでいれば、車を使う機会はそんなに無いですよね。
確かに、あれば便利ですが、無くても生活はできます。

それに、維持費がかかります。
ガソリン代、税金、保険などいろいろ。
どんなに低く見積もっても、月々3万円は必要でしょう。

ですから、もし、車を持たないなら、月々6万円以上家計が楽になります。
ローンは、是非見直してください。

それから家のローンを組むときに、そのローンも合算してくれるっていうのがあります。
銀行に行けば相談に乗ってくれます。
住宅ローンの方が金利が低いので、担当の方と相談してください。

最後3つめ目の見直しです。
それは、これが一番大きいんですが、保険です。
保険の見直し点は2つ。

キャッシュで家を買う方は必要ないんですが、
住宅ローンを組む方は、生命保険に強制的に入らされるんです。

なぜか?

営業的には、残された家族が安心して暮らせるためって言っていますが、
裏を返せば、取りっぱぐれが無いっていうことです。
貸したお金は、保険で必ず取り返せるんです。

これは、命を抵当に差し出して住宅ローンを借りていることになります。

ところで、誰が儲けているんですかね?
答えは明白です。

どの町でも目抜き通りには、○○生命ビルっていうのがズラッと並んでいますよね。
また、社員の給料は、他の業種に比べ高額ではありませんか?

なお、ほとんどの人はどこかの生命保険に入っていると思います。
その上に、住宅ローンを借りる時、別の生命保険がプラスされます。
ですから、生命保険にダブルで入ることになるので見直す必要があるんです。

本当に必要な金額を割り出せば、安くて済むはずです。

それは、毎月5000円かもしれないし、1万円かもしれません。
これが1つ目の保険の見直し。

それからもう1つが、保険の保証内容です。
多くの場合、60歳くらいまで同額の保障内容になっています。

でも、実際に残された家族に必要なお金は、年々減っていくはずです。
だって、子どもは成長していくわけですからね。
でも、必要なお金は少なくなっていくはずなのに、ずっと一定額。

要するに、必要以上に払っているんです。

これを見直すだけでも、毎月数千円以上違ってきます。

だから、保険を見直すことによって月々何万円もお金を節約することができます。
その節約できたお金ですが、遊びに使うも良し、住宅ローンにまわしても良いでしょう。

これで、見直しを3つ言いましたよね。

・家計をスリムにする、生活のムダをなくすということです。
・それから、今組んでいる様々なローンの見直しです。
・そして、保険の見直しです。

この3つの見直しをすれば、家計に余裕が出てきます。
ですから、資金計画をする時は、ぜひこれらの見直しをしてくださいね。

今日は「3つの見直し」の話でした。
次回は「損しない住宅ローンの組み方」の話をしますのでお楽しみに★
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2022年9月22日

ライフプランを立てる

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!
前回は「住まいづくりの正しい手順」の話でした。

今日は、「ライフプランを立てる」話をします。

ライフプランですが、安全予算を組むためには、どうしても必要です。
なので、これから具体的な資金計画の話をしますね。

まず、資金計画の前に、今から死ぬまでの収入と支出を把握しておく必要があります。
また、どういう出来事があるかを自分自身で知っていないといけません。

当たり前ですが、入ってくるお金と出ていくお金が全て分かっていれば、自分が家を建てても良いかどうか?
また、家にかけられる予算がいくらか?と言うことが正確に判断できるわけです。

でも、家の予算以外に出ていくお金を考えずに、
「今の家賃がこれだけだから、まぁこれくらいなら大丈夫だろう・・・」と、安易に考えて資金計画を立てる人が多いので危険なんです。

また、子どもがいると、育てていく上でお金がかかります。
家族の誰かが、病気で入院することもあるかもしれません。
家の修繕であったり、思わぬ支出があるわけです。
それから漠然としか考えていないと思いますが、老後のお金は結構かかります。

例えば、月に20万円必要だとしたら、年間240万円ですよね。

10年だと、2400万円。

定年退職後、死ぬまで10年と言うことはありません。

20年とか30年生活することになります。
ちなみに、30年だと7200万円必要です。

生涯に入ってくるお金と出ていくお金を知っておく必要があるんです。

では、これから出ていく大きな要素ですが、
●自分達の老後の費用。
●日常の生活費
●子どもにかかる費用。
●住宅資金。
●保険。

大きな支出は、教育と老後と保険と生活費と住宅。
この5つが大きな支出です。

では、今度は、入ってくるものを考えてみましょう。

サラリーマンであれば、毎月のお給料とボーナス、そして退職金。
そして、保険を掛けていれば、満期返戻金。
さらに、あまり期待はできませんが、年金ですね。
それから、親の遺産というものがあります。

では、いよいよこれから、安全予算を組むために、ライフプランの作り方を話をしますね。

縦軸に家族のなまえを、横軸に経過年数を書いてください。
この年数の単位ですが、1年、3年、5年単位で刻んでください。
そこに、それぞれの出来事を書き込んでください。

例えば、子供だったら入学とか卒業、結婚とかそういう事です。
それと、お金がどのくらい必要かと言うことも書き込んでください。
お金は、大体5万円から10万円くらいの単位で書き込んでください。
縦軸の合計がその年の支出額です。

そして、収入と支出のバランスがとれていればいいわけです。

多くの家庭では、40代から50代にかけて、支出が収入をを上回ります。
なぜなら、子どもの大学進学や結婚などで、まとまったお金が出ていくからです。
それでも、安全予算を考えるなら、そういう時でも収入が支出を上回っているのが理想です。

しかし、なかなかそうはいかないですよね(>_<)

ライフプラン表を作ったら、次の段階は分析です。
私は全然問題がないという人は、いつでも住まいづくりに取り掛かれます。

でも、そういう人は少なく、微妙と言う人が多いと思います。
そういう人は、これから話す見直しをしてください。

見直しには3つの項目があります。

ライフプランを作ってみて、「これじゃあ、なかなか家なんて建てられない」って言う人は、大幅な見直しが必要になります。

当然ですが、やはり我慢するところは我慢しないと、家は持てません。

または、もうまるっきりだめって言う人は、建てないという選択もあります。
なぜなら、家を建てるのが目的じゃないからです。

あらためて言いますが、家を建てる目的は、あくまで家族が健康で毎日楽しく暮らすためです。

それを無視して、無理に建てると悲惨な結果を招くことになります。
離婚、自己破産、最悪自殺という結果になるかもしれません。

なので、正確なライフプランを立て、それを冷静に分析してください。
そして、これからの人生を楽しむために、ぜひ安全予算を組んでください。

次回もまた続きをお話しますのでお楽しみに★
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