ライフプランを立てる
皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!
前回は「住まいづくりの正しい手順」の話でした。
今日は、「ライフプランを立てる」話をします。
ライフプランですが、安全予算を組むためには、どうしても必要です。
なので、これから具体的な資金計画の話をしますね。
まず、資金計画の前に、今から死ぬまでの収入と支出を把握しておく必要があります。
また、どういう出来事があるかを自分自身で知っていないといけません。
当たり前ですが、入ってくるお金と出ていくお金が全て分かっていれば、自分が家を建てても良いかどうか?
また、家にかけられる予算がいくらか?と言うことが正確に判断できるわけです。
でも、家の予算以外に出ていくお金を考えずに、
「今の家賃がこれだけだから、まぁこれくらいなら大丈夫だろう・・・」と、安易に考えて資金計画を立てる人が多いので危険なんです。
また、子どもがいると、育てていく上でお金がかかります。
家族の誰かが、病気で入院することもあるかもしれません。
家の修繕であったり、思わぬ支出があるわけです。
それから漠然としか考えていないと思いますが、老後のお金は結構かかります。
例えば、月に20万円必要だとしたら、年間240万円ですよね。
10年だと、2400万円。
定年退職後、死ぬまで10年と言うことはありません。
20年とか30年生活することになります。
ちなみに、30年だと7200万円必要です。
生涯に入ってくるお金と出ていくお金を知っておく必要があるんです。
では、これから出ていく大きな要素ですが、
●自分達の老後の費用。
●日常の生活費
●子どもにかかる費用。
●住宅資金。
●保険。
大きな支出は、教育と老後と保険と生活費と住宅。
この5つが大きな支出です。
では、今度は、入ってくるものを考えてみましょう。
サラリーマンであれば、毎月のお給料とボーナス、そして退職金。
そして、保険を掛けていれば、満期返戻金。
さらに、あまり期待はできませんが、年金ですね。
それから、親の遺産というものがあります。
では、いよいよこれから、安全予算を組むために、ライフプランの作り方を話をしますね。
縦軸に家族のなまえを、横軸に経過年数を書いてください。
この年数の単位ですが、1年、3年、5年単位で刻んでください。
そこに、それぞれの出来事を書き込んでください。
例えば、子供だったら入学とか卒業、結婚とかそういう事です。
それと、お金がどのくらい必要かと言うことも書き込んでください。
お金は、大体5万円から10万円くらいの単位で書き込んでください。
縦軸の合計がその年の支出額です。
そして、収入と支出のバランスがとれていればいいわけです。
多くの家庭では、40代から50代にかけて、支出が収入をを上回ります。
なぜなら、子どもの大学進学や結婚などで、まとまったお金が出ていくからです。
それでも、安全予算を考えるなら、そういう時でも収入が支出を上回っているのが理想です。
しかし、なかなかそうはいかないですよね(>_<)
ライフプラン表を作ったら、次の段階は分析です。
私は全然問題がないという人は、いつでも住まいづくりに取り掛かれます。
でも、そういう人は少なく、微妙と言う人が多いと思います。
そういう人は、これから話す見直しをしてください。
見直しには3つの項目があります。
ライフプランを作ってみて、「これじゃあ、なかなか家なんて建てられない」って言う人は、大幅な見直しが必要になります。
当然ですが、やはり我慢するところは我慢しないと、家は持てません。
または、もうまるっきりだめって言う人は、建てないという選択もあります。
なぜなら、家を建てるのが目的じゃないからです。
あらためて言いますが、家を建てる目的は、あくまで家族が健康で毎日楽しく暮らすためです。
それを無視して、無理に建てると悲惨な結果を招くことになります。
離婚、自己破産、最悪自殺という結果になるかもしれません。
なので、正確なライフプランを立て、それを冷静に分析してください。
そして、これからの人生を楽しむために、ぜひ安全予算を組んでください。
次回もまた続きをお話しますのでお楽しみに★