『照明』について

こんにちは(・ω・)松永建設です!

今日は、照明に関する問題の続きです。

前回高級ホテルの話をしましたが、そういうホテルの照明を是非見てください。
まず、真上からの照明はありません。
それから、目線の位置にも照明はないです。
立った目線位置、座った目線位置にもありません。
それ以外に照明が取り付けられています。
だから、直接目に入らないから居心地がいいんです。
ということで、照明の取り付け位置も考えてくださいね( ^o^)ノ

ところで、照明が上からになったのはいつ頃だと思いますか?

江戸時代には、上からの光はありませんでした。
その頃は、行灯(あんどん)で下からの灯でした。
それが上からの灯になったのは、石油ランプが登場した明治になってからです。
そして、今では天井に直付けの照明が主流です。

照明は太陽や月の代わりです。
では、太陽の位置を考えてください。
太陽は、朝、東の空から昇り、夕方、西の空に沈んでいきます。
一番高くなるのは夏至の正午。
それでも真上にはきません。
だから、真上からの照明は不自然な訳です。
また、真上から照らすと均一になり、明暗の変化がないので奥行きが出ません。
明るいところ、暗いところがあり、空間に変化にを持たせる事ができます。
そこで、下、斜め下、横、斜め上に照明を取り付けるとより自然に近い明かりになります。
だから、超高級ホテルでは、真上からの光がないんです。
もちろん蛍光灯も使われていません。
子供部屋の照明も考慮してくださいね(*^O^*)

これで、子供の話は終わりです。

今までの話をまとめます。
『失敗しない住まいづくりの秘訣』の最初に話した間違いについて覚えていますか?
何も準備せず、いきなり展示場や見学会に出かけていくことです。
まず、資金計画が必要でしたね。
次に自分を知ること。
そして、病気になりにくい家を考えました。
さらに、よい子に育つ家についても考慮しました。
ここまで準備して、やっと展示場や見学会に行くことができます。
それまでは見たいでしょうが、我慢してください。
分からないまま行くと、業者の情報に影響され、間違った方向へ行くことになります。

住まいづくりには正しい手順がありますので、順番を間違わないでくださいね(・ω・)♪

次は、『土地の選び方』についてお話ししますのでお楽しみに★
国産材の強さと美しさを感じる家【内観②】.jpg