フローリングのお手入れについて

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!
最近は、ほぼ全室フローリング、というお家が多いですね。

昔に較べ、和室を取らない間取りの家も増えているようです。

フローリングの床を傷めず、長く使うにはどのようなお手入れやメンテナンスを心がけていけばいいのでしょうか。

引っ越しや新築で入った時にはもちろんワックスも塗られ、ピカピカのフローリングだったはず。
でも、生活していれば、細かなキズはすぐにできます。
小さいお子さんや、ペットのいるご家庭なら、フローリングのキズは悩みの種かもしれません。

ワックスは種類にもよりますが、だいたい半年に一度は重ね塗りをするのがベストです。
また、ワックスの種類は多種多様あります。
もちろん素材に応じて使い分けますが、成分にも気をつけて下さいね。

せっかく自然素材にこだわって家を建てても、肝心のワックスに化学物質が入っていたら、シックハウスの原因になる恐れがあります。
ネットなどでこだわりのワックスをお取り寄せされる場合は、ぜひ成分チェックを。

ところで、雨が続くと掃除をまめにしていても、フローリングの床がべたべた・・・と気になっていませんか?

合板フローリングは接着剤の膜でおおわれているため、湿気をほとんど通しません。
梅雨時などの床のベタつきは、水分が床で結露している状態なんです。

その点、無垢材のフローリングは、調湿機能にとても優れているので、べたべたすることはありません。

合板フローリングの8倍もの調湿機能があるそうです。
実際に裸足で立ってみると、肌ざわり(足ざわり?)が明らかに違います。

ベタつきでお悩みではありませんか?
気になる時は、除湿や換気機能をうまく利用しましょう。

また、無垢材は傷がついても、削ることでまたきれいに蘇りますが、合板はそうはいきません。

そこで、傷を補修するための様々なアイテムがあります。
ホームセンターに行けば、色々な種類の補修材が置いてありますね。
きれいに元通り、とまではいきませんが、素人でも、かなり目立たなくすることはできます。

無垢材にシミなどが出来てしまった場合は、極細のスチールタワシでこすりましょう。
そのあと、ワックスか塗料で仕上げればきれいになります。
手に負えない大きな傷などでお悩みでしたら、相談に乗ることもできます。

気になる個所は、放っておくとどんどん劣化していきますし、傷がつくとどうしてもそこに汚れが溜まります。
気付いた時にすぐ対処するようにしましょう。

通常のお掃除としては、フローリングワイパーでホコリやゴミを取ったあと、掃除機で残りのゴミを吸い取ります。

細かいゴミやホコリを取るのはとても大事なことなんですよ。

床のスリッパで歩きまわることによって、その小さいゴミがヤスリの役割を果たし、常に研磨している状態になりますから傷がついてしまいます。

こびりついた汚れや食べこぼしは、絞った雑巾で拭き取りましょう。
フローリングは木材のため、水をたっぷり含んだ雑巾や、強い洗剤での拭き掃除はご法度です。

基本のお手入れは、クッションフロアーも同様です。
日常生活でつくキズは多少は仕方ありませんが、防げるキズもあります。

入居時に、大きな家具の下にキズ防止シートなどを貼っておく、などですね。

そうそう、フローリングに直接布団を敷いていたりしませんか?
湿気を逃がすことができないと、カビが発生してしまいます。
ダイニングセットの下の敷物も、同じ理由から注意が必要です。

布団の湿気対策には、市販の「すのこ」や湿気取りシート、布団乾燥機も有効です。

最近は和室のない家も増えている、とお話しましたが、リビングに通せない来客の場合や、ご両親が泊まる時など、やはりあると便利です。

しかし市町村によっては、和室があると固定資産税の評価が高くなる場合もあります。

全室フローリングにしてしまったけれど、小さいお子さんを遊ばせたり、ごろごろできるスペースが欲しい!という場合は、デザイン性の高い置き畳などもあります。

畳のお手入れ方法は、次回詳しくお伝えしますのでお楽しみに★
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シンクまわりのお手入れ方法

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!
前回に引き続き、シンクまわりのお手入れ方法をお送りしていきます。

普段のお手入れとしては、中性洗剤で円を描くようにこすって洗い流す。

最後に乾拭きして水気を取る。
たったこれだけで大丈夫なんです。

または、使用済みのティーバッグでシンクをこすって、お湯で流してもきれいになりますよ。

お茶に含まれるタンニンが、汚れを落としてくれます。
このときも、仕上げは必ず乾拭きを!

そして最近、人気のあるマーブルシンク。

傷がついても、ナイロンタワシでこすれば消えます。
頑固な傷ならば紙ヤスリを使えば元通りになるんです。
水垢も目立たなく、しっかりしたマーブルシンクですが、そのぶん食器が割れやすいみたいなので、使い終わった食器を入れる時は丁寧に置くように、お子さんとお話するといいかもしれません( ^o^)ノ

何より、ポップな色遣いが女性に人気です。
快適さもさることながら、毎日使う場所ですから、視覚的にも楽しめるというのがポイントです。

しばらく手抜きをしてしまって水垢がひどい、という時は、重曹が効果的です。

重曹をふりかけ、柔らかいスポンジやアクリルたわしで磨くだけ。
この方法、排水溝や生ゴミ受けにも有効です。

重曹は住まいのお掃除にとても使える便利なものですから、準備しておくと便利ですよ。
手あれも防げるし、人体に無害なので、小さいお子さんがいるご家庭にもオススメ!

流し台の天板なども、最低週に一度はお掃除してくださいね。
ステンレス部分の錆びは、錆取り剤でこすり落としましょう。
お掃除しながら、傷や気になる箇所などをチェックし、不具合は早めに見つけ出しましょう。

ところで、入居したての時にくらべて、床のキズなどが気になってきている方もいるかと思います。

重いものを落としたり、尖ったもので壁をひっかいてしまったり。
生活していれば仕方のないことですが、上手にカバーする方法もありますよ。

ということで、次回は、フローリングのお掃除のコツとチェックポイントについてお話しますのでお楽しみに★
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キッチンのお掃除について②

皆さんこんにちは( ^o^)松永建設です!
前回もお話ししましたが、最近はオール電化の家が増えてきましたね。

電気もガスもそれぞれメリットデメリットがありますが、お手入れすることによって長持ちする、ということに変わりはありません。

IHクッキングヒーターは、危険が少なく、お手入れも簡単です。
汚れてもフラットなので、サッとひと拭き。お掃除も苦になりません。

でも、ただ拭くだけでは焦げ付きや黒ずみがたまっていきます。

専用のクリーナーもありますが、重曹でも大丈夫です。
コンロにばさっとかけて、少しのお湯を足してペースト状にしたら、しばらく放置。
そして、サランラップをくしゃくしゃに丸めてこすります。

サランラップだと傷がつかず汚れが落とせます。
仕上げにふきんで拭き取れば、とても綺麗に仕上がりますよ(*^O^*)

また、お手入れ簡単なトップ部分に較べて、グリル部分はどうしても掃除がおろそかになりがちです。
綺麗に長く使うためには、グリル部分も定期的にお掃除するようにしましょう。
IHだと換気扇の汚れは少ないかわりに、コンロまわり全体に油汚れがつきます。

お料理好きな人は、IHよりもガスがいい、とあえてガスコンロにこだわるようです。
「中華鍋が振れないのはイヤ!」というお客様もいました(笑)
ガスコンロも、昔に比べて様変わりしてきました。

ガスコンロも、ガラストップタイプが増えつつあります。
汁受けのないフラットなものは、IH並みにお手入れ簡単です。

コンロが温かいうちにすぐにお湯で拭き取れば、頑固な汚れにはなりません。
汚れがこびりついてしまうと大変ですから、すぐ掃除!を心掛けましょう。

取りはずせるパーツは全て取り外して、洗剤とお湯を入れたたらいにつけおきます。
(この時、たらいの中にセットした大きめのビニール袋の中で作業をすると、たらいが汚れないので楽です。)

アクリルタワシと水だけでも、こするだけで汚れはきれいになります。
五徳はクレンザーで磨くといいですよ。

後、キッチンの換気扇は、月に一度はお掃除してくださいね。

まずは電源を切って、止まったのを確認してからお掃除です。
こちらも外せるパーツは全て取り外し、お湯と洗剤でつけおき洗いするのが効果的です。

モーター部分には水気は厳禁。
故障の原因になります。

本体は、洗剤を浸したキッチンペーパーを貼り付け、その後ふきんで拭き取りましょう。
最後のから拭きを忘れずに!
どちらにせよ、こまめに掃除することが長くきれいに使うコツですね。

最近は不織布カバーなどで、見た目の汚れはかなり抑えられているように感じられますが、カバーがあっても汚れは奥まで届いています。

安心してお手入れを怠っていると、換気の役割が機能しなくなることもあります。

キッチンは毎日立つ場所ですから、日頃の心がけが、すぐに形となって目に見えてくると思います。
油汚れは日が立つと落とすのも大変ですから、料理や後片付けのついでにささっと拭くように習慣づけておくといいですよ。

次はシンクまわりについてです。

シンクの使い心地はどうですか?
できるだけ長く、きれいな状態を保ちたいですよね。

水周りがきれいだと、毎日のお料理も楽しくなります。
掃除もさることながら、コツは水気をふきとること!

コンロと同様、「その日の汚れはその日のうちに」です。

せっかくのシンクに傷をつけないよう、掃除には柔らかいスポンジがおすすめです。
メラミンスポンジも頑固な汚れにはいいですが、毎回使う必要はありません。
こすり過ぎて傷がついてしまうこともありますからね。

大抵の掃除用品は、100円均一のお店で手に入ります。
硬いスポンジやタワシなどは使わないようにしてください。
傷がついたらそこに汚れが溜まってしまいますよ。
いずれは傷もつくでしょうが、気をつけているだけでもずいぶん違うものです。

食器を洗ったあとに必ず水垢掃除をするくせをつけておくといいですよ。


続きは、次回お話ししますのでお楽しみに★
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キッチンのお掃除について

皆さんこんにちは(*^O^*)松永建設です!
今日は、キッチンのお掃除についてお話していきます。

現在のキッチンの使い心地はいかがですか?
家族の毎日の食事をつくり、健康を支える大事な場所です。

「食育」という言葉も広く浸透してきました。

また、家族皆が顔を合わせて食事を取る、大切なコミュニケーションの場でもあります。

新築やリフォームを考えている方には、家族皆が自然に集いたくなったり、洗い物を片づけたり料理をしたくなるような、暖かい笑顔のあふれるキッチンを作れたらいいなぁと思っています。

ところで、新築におけるオール電化の割合は年々高くなっています。
気になる電気料金ですが、家の広さや家族人数に応じて幅があります。

深夜電力を利用したりして、賢く電気代を抑えていますか?
昼間に比べ、夜間の電力代が約1/3というのはご存知の方が多いと思いますが、タイマー機能が使えるものは、ぜひ夜間電力を使用するようにしましょう。

ただし、食器洗浄乾燥機は、管理状態によってはゴキブリが出ることがあります。
その場合、タイマー機能は使わずに乾燥させたらすぐに収納してください。

また、生ゴミを乾燥させるリサイクラーの人気も高まっています。
肥料になるのはもちろんですが、生ゴミの量や匂いを激減させるので、主婦にとってはありがたいものです。
これも深夜電力がおススメですが、運転音が気になる人もいるかもしれません。
ご近所さんと距離があるのなら、屋外で使うなど、あれこれ試してみるといいですね。
いずれにしても、ご近所迷惑になりそうだったらやめておきましょう。

今日はここまでで、また次回お話為になるお話をしたいと思います。
お楽しみに★
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なぜ住宅には適切なお手入れが大切?

皆さんこんにちは松永建設です!

今日は、なぜ住宅には適切なお手入れが大切か、という話をしますね。

快適な暮らしに、お手入れは欠かせません。
適切なお手入れをすることで、住宅の備品や各種設備などを長持ちさせてくれます。
また、お掃除やお手入れを通して、不具合や痛みを早期に発見することができます。
どこか傷んでいるとしても、初期段階と、ひどくなってからとでは、かかる金額も、その後の快適具合も大きく違います。

ですから、そういう意味でも掃除やお手入れは大事なんですね。

こちらとしても、「もっと早く言ってくれていれば」と残念に思うことも多いのです。
業者の点検に任せきりにせず、自分でも定期的に点検しましょう。

気になる箇所が見つかったら、すぐ連絡をしてください。

専門業者やリフォーム業者に相談した場合、家の構造等を一から調査することになり、費用が増える場合もあります。

また、構造を無視してとりあえずの処理をされることも。

構造の要になる、大事な柱に穴を開けられて、耐震性能が落ちた事例もあります。

金額を売りにするような営業に、決して惑わされないでくださいね。

それから、普段の掃除と別に、年に一度の大掃除は必ずやりましょう。
大掃除は、建物の主要な部分に不具合が生じていないかを確認するチャンスです。
家族で協力しての大掃除は、絆も深めてくれますし、一石二鳥です。

家電や家具などけっして安くない買い物ですし、できるだけ長く働いてもらいたいですよね?
故障や不良品は仕方ありませんが、適切にお手入れすることで長く快適に使うことができます。

入居時に渡された、たくさんの取り扱い説明書は、機器操作に慣れるまでは、すぐに取り出せるようにしましょう。
簡単なメンテナンス方法や、チェックポイントなども説明書には記載されています。

フィルターの型番など、今後も必要となってくる情報はすべて分かります。

実際、浄水器のフィルターが別売りなのを知らずに、ずっとフィルター無しで使い続けていた人もいます。
ですがそれも、説明書に目を通していれば防げたことです。

そういう悔しい思いをしてもらいたくありません。

季節外のエアコンは、ちゃんと掃除した後にカバーをかけて、埃が積もらないようにしておきましょう。

洗濯機もまめに乾燥させておけば、カビの発生が防げますよ。

まだ使えるものを捨てるのも・・・と、今まで使っていた洗濯機や冷蔵庫をそのままお使いになる方もいるでしょう。

物を大切に使うことは素敵なことです。

古いものもメンテナンスをしっかりしてあげて、長くきれいに使ってあげて下さいね。
それでは、次回は場所別にお掃除のコツをお伝えしますのでお楽しみに★

新築やリフォームをお考えの方いらっしゃいましたら、ぜひ松永建設までお気軽にご相談ください(*^O^*)
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家を長持ちさせるポイント

皆さんこんにちは松永建設です!

今日は、家を長持ちさせるメンテナンスやチェックポイント、アドバイスなどをお伝えしたいと思います。

長く安全に過ごして頂くためのお話です(*^O^*)

さっそくですが、日本の住宅寿命は30年以下と言われていますが、欧米諸国は70年~140年程度。
年数が経つほど価値があがる欧米では、住宅は貯金箱となりますが、日本は家を買うと「住宅貧乏」。

貧しくなってしまいます。

この差は、耐久性とメンテナンスの違いです。
新しい住まいは、ぜひメンテナンスで長持ちさせましょう。

最近は長期優良住宅が増えていますが、的確なメンテナンスをしないと、寿命は短くなります。
地域や暮らし方によっても、傷み具合は変わってくるので、こまめにチェックすることが大切です。

そして、今日本にある住宅の13%は空き家だと言われており、これからも増えると予想されているんですよ。

ということは、中古住宅を買う人は、より厳しく選別するようになります。
いずれ家を売買する予定なら、行きとどいたメンテナンスをすることで、資産価値を維持することができます。

これからは、家で長く快適に皆が暮らしていけるように、家のお手入れやメンテナンスについて考えることが大切です。
適切なお手入れは、不具合や痛みなどの問題点の早期発見につながります。

でも、ただ漠然と「お手入れ」といっても何をどうすればいいか分かりませんよね。
普段どおりの掃除だけじゃダメなの?と思われるかもしれません。

コツは、ポイントをおさえておくこと!
問題点を先取りして見つけられるよう、いくつかのポイントをお伝えします。

新しい住まいの生活を楽しみながら、定期的にチェックしましょう。。
きちんと掃除するぞ!と最初は意気込んでいても、日が経つにつれ・・・となりがちです。
そんなことにならないように、押さえどころを理解して普段から効率よく掃除し、楽しい我が家を長く快適に住めるよう、守りましょう。

具体的なやり方についてお話していきます。
新しい家で生活していて、何か困ったことはありませんか?
少しの不便も、積み重なるとだんだん不満となってしまいます。

住まいを長持ちさせるメンテナンス、まず大切なことは定期的な点検です。

新築の場合は、定期的に点検に来るサービスもありますが、だから安心、と任せっきりにしてしまってはダメですよ( ^o^)ノ

住み始めてから気が付くことってたくさんあります。
どれだけ打合せをしっかりしても、入居前に点検しておいても、実際住んでみないと分からないことは多いので、気付いた時にはすぐにメモをしておきましょう。
業者が次回点検に来た時に、「ここが気になるんだけど・・・」と相談しましょう。

今日はここまでで、また次回お話ししますのでお楽しみに★
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「失敗しない資金計画の秘訣」のまとめ

こんにちは松永建設です!
前回は「建物本体以外の費用」の話でした。

今日は、「失敗しない資金計画の秘訣」のまとめになります。

「家を建てる目的」
「人生最大の買い物」
「住まいづくりの正しい手順」
「ライフプランを立てる」
「3つの見直し」
「住宅ローン」
「建物本体以外の費用」

これらの話を通して、家を建てる目的は生活を楽しむことだと理解できたと思います。

また、ライフプランを立てる重要性について認識できたはずです。
そして、3つの見直しをすることで、毎月節約もできるようになります。
さらに、適切な住宅ローンを選択することで、何百万円も返済額を減らすことができるはずです。

資金計画はとても重要なので、もう一度振り返っておきますね。
資金計画をするうえで、特に重要なのは、家を建てることを目的にしないということでした。
家を建てる目的は、自分たちが健康で毎日の生活を楽しむことでしたね。

しかし、世間では家を建てることが目的になってて、家を良くしようと努力しています。
だから、家族の会話が減ったり、また、離婚や自己破産など・・・。

そうならないために、家を建てる目的を間違わないでくださいね。

つぎに重要なことは、安全予算を把握するために、ライフプランを立てること。
ライフプランは、FPという専門家がいるので、一緒にプランを立ててください。
人生は長いですから、ぜひじっくり取り組んでくださいね。

それから、家計、ローン、保険の見直しをしてください。
そうすることで、月々少しでも節約できるようになります。
不必要なものを削るだけなので、窮屈な生活になることはありません。

それ以外のものでも、無くても全然影響しないようなものは何かっていうのを見直すと、
さらに、お金を節約できます。

また、住宅ローンの話もしましたね。
金利と借りる期間、それから借りる所によって、何百万円も違いが出てくるということ。
金融機関の言いなりでなく、比較検討することをお勧めします。

これで「失敗しない資金計画の秘訣」の話は終わりです。

最後に、私からの提案があります。
資金計画のめどが立ったら、一度ご連絡ください。
建物について、具体的なご相談に応じることができます。

資金計画さえできれば、家づくりに本気で取り組めます。

そして、安全な資金計画をしたいのなら、是非FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
もし、お知り合いにいなければ、私が資金計画に応じますのでお気軽に松永建設までご相談ください( ^o^)ノ
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建物本体以外の費用

皆さんこんにちは(*^O^*)松永建設です!

前回は「損しない住宅ローンの組み方」の話でした。
今回は、「建物本体以外の費用」についてです。

建物を建てる時、建物とは関係ないお金が必要になります。

まず、税金。
税金は、建物によって違いますが、目安の金額を覚えておいてください。
大体100万円くらいです。

つぎに、建物本体価格ってありますよね。
坪○○万円って、表示してるやつです。

しかし、これだけでは住むことができません。
建物本体価格は、全体の費用の何パーセントくらいだと思いますか?

これは、住宅会社の形態によって違いますが、ハウスメーカーが70~75パーセント位。
坪25万8千円~と言うローコストメーカーが、60~65パーセント位。
工務店が、80~85パーセント位。

ちなみに、車も本体価格以外にお金がいりますよね?
オプションもあったりするので、車両本体価格だけでは車に乗ることができません。

家も同じです。
本体価格だけでは、住むことができません。
また、家も様々なオプションがあります。

この本体価格、じつはその会社が自分勝手に決めていいんです。
極端な話、本体価格にトイレ、お風呂、キッチンが含まれてなくても良いので、本体価格に何が含まれているかを調べないといけません。

基準が違うものを比べることはできないですからね。

また、ここだけにして欲しいんですが、私がローコストメーカーの営業さんに直接聞いた話です。
25万8千円の家をそっくりそのまま建てたとしても、
「どんなに頑張っても坪40万円はかかります」って言ってました。

でも、坪40万円で販売したら営業さんが怒られます。
それにオプションをつけ、最低でも45万円以上で販売しないといけないそうです。

なぜそんなに高くなると思いますか?
一つには、本体価格に含まれる部分が少ないからです。

本体価格1200万円でも、実際は1800万円以上になるわけです。

また、オプション品は定価で販売しているからです。
標準装備品は割り引いてますが、オプション品は定価販売ですから当然高くなります。

だから、坪25万8千円が坪45万円になるんです。

そんなわけで、本体価格に何が含まれているかは、住宅会社によります。
ですから、坪単価だけでは比べられないんです。

ただ、本体価格に含まれないものが多いのはローコストメーカーです。
また、ハウスメーカーより工務店のほうが本体価格に多く含まれています。

たとえば、ローコストメーカーやハウスメーカーでは、照明やカーテンは本体価格に入っていません。
それから空調機器などは、本体価格には絶対入っていません。
しかし、地元の工務店だと、照明やカーテンは入っているところの方が多いですね。

あと必要になるのが、家具や家電製品。

建築前には「これはそのまま使おう。」
と思っていても、新居には不つり合いだったと言うことがよくあります。

だから、冷蔵庫や洗濯機などの予算も一応考えておいてください。

家具だって、やはり新しい家を建てると、1つ2つは新調します。
家具を買うとなると10万円単位のお金が必要ですね。
なので、家の予算に含めておいてください。

それから、車です。
賃貸住まいだから、車は1台という家庭が多いですね。

しかし、新築すると駐車スペースができるので、自動車を買う人が結構います。

車を買うとなると、軽自動車でも約100万円は必要です。
それも前もって考えておいてください。

そして、よく聞くのが、「庭は後からでいいでしょう。」
しかし、後からでは、なかなか庭はできません。

子供の成長とともに、費用も余計かかってくるわけですからね。
ですから、予算はかけなくても良いので、最低限の体裁だけは整えてた方がいいです。

よく見かけるのが、家は立派なのに周りが赤土のままというお宅。
また、ブロック塀を作る予定で、鉄筋に空き缶がかぶさったままという家。

これでは、せっかくの新居が台無しです。
ほんの少しの庭でも、家が立派に見えます。
せっかく家を建てるんだったら、庭の予算も考えて、安全予算を組んでくださいね。

今日は「建物本体以外の費用」について簡単に話しましたが、

ここでまとめておきます。

税金と諸費用で約100万円。
建物本体価格は、全体の60~85%。
安売りメーカーが60~65%、ハウスメーカーが70~75%、工務店が80~85%。
空調設備、照明やカーテン、家具や家電品などの費用もかかります。
中には、車を買う人もいます。
また、少しでも良いので庭の予算も取り分けておくといいですよ( ^o^)ノ

次回も為になるお話しをしますのでお楽しみに★
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損しない住宅ローンの組み方

皆さんこんにちは(*^O^*)松永建設です!

前回は「3つの見直し」についてでした。
家計、ローン、保険料を見直すことで毎月数万円浮いてくると言う話でしたね。

今日は、「住宅ローン」の話です。
見直しが済んだところで、住宅ローンについて、簡単に説明しておきます。

まず、住宅ローンの年間の返済比率です。
一般的には、年収500万円以下の人は30パーセントまで、と言われています。

もちろん、生活スタイルや家族構成、人数によって違ってきます。

年収500万円以下であれば、年間返済額は150万円までと言うことです。

そして、年収500万円以上の人は、35パーセントまで。

なぜ返済比率が重要かと言うと、無理をすると日常生活に支障をきたすからです。
せっかく家は新築でキレイなのに、生活が窮屈だと毎日の生活が楽しくないので、返済比率には気をつけてくださいね。

次に、金利の話です。
住宅ローンには、固定金利と変動金利があります。
今は、金利が上昇傾向なので、固定金利のほうが有利でしょう。

住宅ローンの場合、固定金利と言うのは30年とか35年で考えなければいけません。

世間では、フラット35が一番良いとは言われていますが、本当に一番良いのは借りないことです。

借りなければ、2000万円の家は2000万円で買えます。
しかし、フラット35なら、3200万円払わなければいけません。
実質は、2000万円の家を3200万円で買っていることになるんです。

ちなみに、もし1200万円あったら何ができますか?

家族そろって豪華な海外旅行や高級車だって買えます。
それでも、まだおつりがきます。

ですから、借りないのが一番良いんです。
でも、もし借りるとしたら、借りる期間は短い方が良いです。

なぜなら、35年と30年の差は200万円・・・。
たった5年違うだけで他の条件は一緒で200万円違うわけです。

自分に最もふさわしいローンを組んでください。

私たちは、幸せになるためにお金を借ります。
しかし、金融機関の人たちは、お金を貸すプロです。
ですから、借りる側と貸す側、それぞれ目的が違います。

そこで、中立の立場でのアドバイスが必要になってきます。
それが、聞いたことがあるかもしれませんが、FP(ファイナンシャルプランナー)という人たちです。

ファイナンシャルプランナーとは、個人の生涯にわたる財産計算、運用についてアドバイスする専門コンサルタントのことです。

まさしくお金のプロなので、ライフプランを立てる時、保険の見直し、住宅ローンを組む時に頼りになります。

FPは資格です
経験のあるFPに相談できれば、入ってくるお金と出ていくお金をしっかり計算してくれ、ゆとりを持って住宅資金を導きだしてくれますよ( ^o^)ノ

今回は「損しない住宅ローンの組み方」の話でした。
次回は「建物本体以外の費用」についてお話ししますのでお楽しみに★
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「家づくりの正しい手順」

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

前回は「人生最大の買い物」の話でした。

さて今日は「家づくりの正しい手順」の話をします。


お金の具体的な話をする前に聞いておいてほしいことがあります。

家を建てるために資金計画をすると思いますが、正しい手順があります。

よくある失敗例ですが、
まず何も知らない段階から、いきなり家の事を調べ始めることです。
展示場へ行ったり、見学会に行ったり、インターネットで調べたり・・・

だから色々な問題が起きるわけです。

では、まず1番に何をしなければいけないか?
それは、資金計画をすることです。

安全予算を知った上で、家づくりを考えていかなければいけません。
予算を決めずに家づくりに取り組むと、後でトラブルが起きます。

ですから、家づくりで最初にやることは、自分にとって安全予算を知ることです。

私が調べた結果ですが、
新築後の生活レベルが以前に比べて、ほとんど人が下がっています。

なぜかと言うと、生活を楽しむことよりローン返済が最優先されるからです。
ですから、毎日の生活を楽しむために、安全予算を立ててください。


そして、家づくりを成り行きに任せて進める人が多いんです。
なぜかと言うと、住まいづくりの正しい手順を知らないからです。

とにかく展示場に行って、営業マンと色々話して、
「何か良さそうだなあ」
ということで建ててしまうわけです。

だから、後で色んな問題を抱えることになるんですね。
と言うことで、正しい家づくりの手順の1番目は、安全予算を把握することです。
まだ住宅展示場へ行ってはダメですよ(>_<)

2番目にすべきこと、それは自分自身を知ることです。

自分にとって幸せな生活とはどういう生活なのか?
しかし、住みたい家がわからないまま展示場へ行くと、雰囲気に呑まれてしまいます。
展示場は豪華に作っているので、自分の価値観に合わないものまで欲しくなります。

価値観は人それぞれ違うはずなので、自分の価値観を把握し、生活に何が必要なのかを知る必要があるんです。

建物に対する価値観も人によって違うはずです。

しかし、ハウスメーカーは規格型、もしくは推奨プランを最初に見せます。
1階にリビングダイニングと和室が1つ、2階に子ども部屋が2つと主寝室。

良く見かける、可もなく不可もなくと言うプランです。

それを見てしまうと、あたかも自分にとってそれがふさわしいものだと勘違いしてしまうんです。

でもそのプランですが、それぞれの家庭にとっては不都合はいっぱいあると思うんです。

ところで、ほとんどの人が、なぜ予算オーバーするか知ってますか?


それに答える前に、予算に影響する要素は4つあります。
1つ目は規模の大きさです。
大きくなればなるほど、予算が増えてきます。

2つ目が使っている材料の質ですね。
グレードが高くなれば高くなるほど総額が増えます。

3つ目がデザイン性です。
格好よくしようと思えば思うほど、当然金額が高くなります。

4つ目、どれだけ間仕切りをするか。
部屋数が多くなるほど値段も上がります。

なぜ予算オーバーするか?
それは、優先順位をつけないからです。

デザイン性、部屋数、広さ、グレードそれら全てを満たそうとするからです。

予算は決まっているわけですから、どれかを優先すれば他は抑えなければいけません。


自分にとって1番大事なのは広さなのか?
格好良い家にしたいのか?使う材料のグレードなのか?
それとも、とにかく部屋数が必用なのか?


ですから、予算オーバーしないコツは、
4つの要素の優先順位を決め、予算から順に取り分けていくことです。


そうすれば、最初に組んだ予算内で納まります。

しかし、オーバーする人たちは、この要素を全部満たそうとします。
だから、予算オーバーしてしまうんですね。

さて、ここまできてようやく、
住宅展示場に行き、建物について色々調べればいいんです。
なぜなら、すでに自分の欲しいものが、はっきりイメージできているからです。
しかし、多くの人たちは、わからないまま展示場に出かけているんです。


家の場合、何も決めずに、業者巡りをしているわけなんです。

自然素材の工務店、デザイン力のある建設会社、技術力のあるビルダー、
また、コストパフォーマンスの良い住宅会社などいろいろあります。
なのに業者の特徴も知らずに、比べられないものを比べようとするから迷うんです。

ですから、自分の価値観、自分の本当に欲しいものを知り、
それを得意としている業者を比較検討するようにしてくださいね。

残念ながら、多くの人は順番が逆で、先に業者の所へ出かけて行きます。

業者は、「うちはそれは得意ではないので、できません。」

とは、決して言いません。
やっぱり仕事が欲しいですからね。

だから、「できます。」って必ず言いますよ。
どうせ建てるなら、一番得意としている業者さんにお願いしたいですよね。

住まいづくりの正しい手順っていうのは、まず、あなたにとって安全予算を組むこと。

次に、自分が一番欲しいものを決めること。

最後に、やっと業者の選択です。
これが逆になると、何がなんだかわからなくなり、泥沼に入ります。
くれぐれも、住まいづくりの手順を間違えないようにしてくださいね。

今日は「住まいづくりの正しい手順」の話でした。
 次回は、「ライフプランを立てる」についてです。お楽しみに★
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人生最大の買い物」

皆さんこんにちは(*^O^*)松永建設です!

前回は「家を建てる目的」の話でした。
目的は「家族が毎日の生活を楽しむこと」でしたね。

今日は「人生最大の買い物」についてお話しします。

「家」は人生で一番高い買い物だと言われていますが、実際は、もっと高い買い物があります。

家より高いものって、何だと思いますか?

キャッシュで家を買う人は、確かに家が一番高額な商品ですが、それ以外の人にとっては「住宅ローン」のほうが「家」より高額商品です。

当たり前ですが、お金を借りたら利子が付きます。
だから、住宅ローンが人生で一番高い買い物になるわけです。

ところで、住宅ローンを借りたら、どれくらい利子を払うかご存知ですか?

例えば2000万円借りたとします。
金利3%で35年借りると、総額いくらになると思いますか?

大体3200万円ほど払うことになります。

だから、利子は約1200万円と言うことになります。
ちなみに、家だけ買えば2000万円です。

しかし、住宅ローンを組むと結局3200万円の家になってしまうので、住宅ローンが最も高額商品になるわけです。

では、借りる期間を5年短くすると、どれくらい支払総額が減ると思いますか?

返済期間35年を30年にすると、総支払額は約3000万円。
たった5年違うだけで、200万円も少なくなります。

では、金利が上がるとどれだけ余計に払うことになると思いますか?

もし、3%の金利が1%上がって4%になったとします。

総支払額約3200万円は、一体いくらでしょう?

その場合の総支払額は、約3700万円になります。
金利1%の上昇で、なんと500万円も余分に払わなければいけません(>_<)

ですから、金利と返済期間で、総支払額が大きく変わってくるんです。
200万円とか500万円とかの差が出るわけですから、よく考えてくださいね。

それから、ご存知だと思いますが、フラット35は借りる銀行によって金利が違います。
金利が違うということは当然総支払額も違うわけです。
高いところと低いところの差は、総支払額で300万円くらい違います。
だから、借りるところは慎重に選んでくださいね。

でも、これは借りる側にも問題があります。
まず住宅ローンについて、勉強しないことです。

だから何百万円も損することになるんです。
また、業者任せにしていることです。

例えばハウスメーカー。

高い家を売るとそれだけ儲けも増えるので、なるべく高い建物を売りたい。

そのためには借りる金額を増やしたい。

かといって月々の返済額は限度があるので、じゃあ長くすればと言うことになります。

ここで考えてほしいのが、昨日話した「家を建てる目的」です。
「素晴らしい家を建てること」が目的だと、当然高い家のほうが良い家になります。
でも、後で経済的に困窮します。

それで本当に生活を楽しむことになるんでしょうか?
ぜひ慎重に考慮してくださいね(・ω・)!

そして、どの金融機関も条件さえ整えば上限まで貸してくれます。
なぜなら、貸せば貸すほど儲かるからです。

2000万円貸せば1200万円儲かるんです。
ですから、業者任せにせず、しっかり勉強してくださいね。

今回は「人生最大の買い物」の話でした。

次回は「住まいづくりの正しい手順」をお話しします\(^_^)/お楽しみに★
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「家を建てる目的」

こんにちは(*^O^*)松永建設です!

前回は、なぜ資金計画が必要かについてお話しました。
月々何万円も節約できたり、住宅ローンを何百万円も少なくできるからです。
しかし、資金計画をしないと悲惨な結果を招くことになります。


では、本題です。

「失敗しない資金計画の秘訣」
1 家を建てる目的
2 人生最大の買い物
3 住まいづくりの正しい手順
4 ライフプランを立てる
5 3つの見直し
6 住宅ローン
7 建物本体以外の費用

さて、今日は「家を建てる目的」です。
夫婦の価値観をすり合わせておかないと、離婚になることがある。
前回は、そんな話をしました。

また、資金計画をおろそかにすると、自己破産する場合もあります。
ちなみに、年間の自己破産者の数は、約20万人位いるんです。
その約3分の1が住宅ローンが原因だと言われています。
だから、約7万人が家を建てたことで自己破産しているんです。

さらに悲惨なのが、自ら命を絶つ人がいることです。
年間の自殺者は、約3万人です。
その約3分の1は、住宅ローンが原因だと言われています。
交通事故死の1.5倍ほどの人が、自ら命を絶っているんです。

どちらも無理な資金計画が発端です。
ですから、そうならないために、しっかりとした資金計画をしてくださいね( ^o^)ノ

さて、ローンを組む時に目一杯借りる人が多くいます。
順調に返済できているときは問題がありませんが、何か1つ歯車が狂うと生活が次第に窮屈になってきて、その原因を配偶者のせいにします。

そして、それが離婚に発展することになるんですね。

私は、目一杯借りる予算を「限界予算」と呼んでいます。
それに対しゆとりのある予算は、「安全予算」と言ってます。

家を建てる目的ですが、多くの人は「いい家」を建てようとするので、建物にお金をかけるんです。

どんなに立派な家を建てても、幸せな生活が送れるわけではありません。

本当の家を建てる目的は、「毎日の生活を楽しむこと」ではありませんか?

それには、まず経済的に健康でなければいけません。
金銭的にゆとりがなければ、生活が楽しくありません。

ちなみに9割以上の人が、家を建てて生活レベルが下がってます。
なぜかと言うと、「いい家」にしようと無理をするからです。

家が新しくなっても生活が苦しいのでは、何のために家を建てたのかわかりません。

ですから、資金計画は決して無理をしないでください。

今回は「家を建てる目的」の話でした。
次回は「人生最大の買い物」についてお話しますのでお楽しみに★

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「失敗しない資金計画の秘訣」

皆さんこんにちは(*^O^*)松永建設です!

今回は、住まいづくりで失敗しないための注意点をお話しします。


いきなりですが、住まいづくりで、まず最初に取り組むべきことはなんだと思いますか?

 それは資金計画です。

なぜなら、人生一度きりと言うことで無理をする人が多いんですが、安易な資金計画をしたばかりに自己破産する人も少なからずいるからです(>_<)


お金の話をするわけですが、それぞれ金銭感覚って違うと思います。

例えば小学生にとっての1万円は大金ですが、家を建てる人にとっての1万円は大した額ではなく感じます。

家を建てるには高額なお金が必要なので通常の金銭感覚とは違い、お金の感覚がちょっとずれてしまうので気を引き締めて取り組んでくださいね。

今回の話を通して、4つのことを学ぶことができます。

1:まず家を建てる目的が、はっきりわかるようになります。

2:資金計画をする時、ライフプランを立てる重要性を認識できるようになります。

3:何を見直せばいいかが理解できます。

  この見直しによって、毎月何万円も節約できるようになります。

4:住宅ローンは、選択によって返済額が相当変わってきます。
  100万円単位で高いローンを組んでしまったり、反対に安くなったりします。

私見になりますが、家を建てる目的は、
「家族が毎日の生活を楽しく過ごすために家を建てるべき」だと思っています。

でも多くの人が、家を建てることそのものが目的になっています。
残念ながら、楽しい生活を送る事を目的としていないのです。

家を建てることが目的になってしまうと、弊害が起きます。

1つ目は家族のコミュニケーションが希薄になったりします。

ほとんどの人が現在の住まいよりも広い家を建てていますし、それぞれの個室を設けるので、物理的に会話の機会が減り家族のコミュニケーションがとりにくくなります。

お子さんがいらっしゃる場合だと、
どういうことに悩んでいるのか?だったり、学校で一体どういうことが起きているのか?
っていうことが、把握できなくなっています。

アパート住まいだと、広くないので日々の出来事をいろいろしゃべりますが、個室を与えてしまうと、帰ってきてすぐ個室に閉じこもって出てこない。
そういう状況がよく見られます。

ですから目的を誤らないようにしてほしいと思います。

それから2つ目。

あまり聞いたことがないかもしれないですが、家を建てたために離婚するという・・・
そういう方々が多いんです。

夫婦っていうのは、それぞれ価値観が違います。

生まれた場所、受けた教育、育った環境、趣味などが違います。
そういう者同士が一緒の空間で生活しているわけなんです。

それで、家を建てるときにお互いが「家を建てること」を目的にするので、それぞれの価値観が違ったまま家づくりを進めていってしまう。

そして建った後、その価値観の違いに気づくわけです。

しかも無理な資金計画をするので、日常生活に影響が出て、その原因をお互いが配偶者のせいにし、結局離婚。

そういう事が現実として起きているわけなんです。


ですから、そういう事にならないようにどうすれば良いのか、後ほどお話したいと思います。

今日はなぜ資金計画が必要かについてでした。
次回は、資金計画の具体的な話をしますのでお楽しみに(^O^)
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土地選びの秘訣⑩

前回、土地探しの具体的な方法をお話しました。

方法は簡単ですが、大事なことなので少しだけ復習しておきますね。

不動産情報誌、インターネット上の売り物件、新聞広告の中から、条件に合うをものを全て拾い出します。
そして、一つでも条件にあう物件を全て拾い出しテーブルの上にひろげます。
それが、現在売りにでている物件の全てなので、この中から選びます。


次に、その中から、ここは見てみたい!と思えるものを選びだし、その物件を資料請求をして実際に見に行きます。

それから、その中で、ここなら買っても良いと思えるところを3箇所ピックアップします。

ちなみに、探す期間はだいだい3ヶ月くらいでしたね。


さて、ここからが、土地選びの正念場でした。

まず、ピックアップした3件の物件ですが、建築のプロ(工務店)と現地に一緒に行って、見てもらってください。

この時、普通は不動産業者と見に行きますよね?

でも、不動産業者ではだめなんです。


なぜなら、そもそも不動産業者は取引を仲介する専門家で、建築については素人なので土地はわかっても建物はわからない。

もちろん、宅地建物取扱主任者なら、ある程度の知識はあります。

ここは、○○地域なので容積率は何%で、高さはいくらまでならOKだとか。

しかし、実際に建てたことがないんで、このレベルの話で終わってしまいます。

でも、この程度の話じゃ、建物のイメージなんか全然沸いてきませんよね?

別に不動産業者が悪いといっているわけじゃありません。

要は、不動産屋では、その土地にどんな建物が建つかアドバイスはできないんです。


なので3箇所ピックアップしたら必ず、建築のプロと一緒に現地を見に行ってください。

そして、プロのアドバイスを基に、どの土地にするか決めてください。

これすごく大事なことなんですが、ほとんど誰もやってないんです。


建築のプロと一緒に現地に行くメリットはたくさんあります。

一つは、建物の詳しい話を聞けます。(当たり前ですが)

脳の構造上、具体的な建物のイメージができないと、思考が停止するんです。

どんなにその土地があなたにピッタリでも、建物のイメージが膨らみません。


例えば、現地に行き、周りに家が建て込んでたりすると、

「ちょっと日当たり悪そうだな」って心配になったりします。

これが不動産業者の場合、「ここは建物の高さ制限が厳しい地域なんで、大丈夫ですよ。」

ぐらいの話で終わってしまいます。

実際どれぐらいの日照か、不動産屋では説明が難しいんです。

でも、その点、建築のプロなら、いろんなアドバイスができるんです。


それと、もう一つ大きなメリットがあります。

それは、工務店は、土地取引に利害関係が発生しないということです。

通常、不動産業者は、どんなに悪いところでも良いように言います。

それは、悪いところを正直に言うと、土地が売れなくなると思うからです。

工務店は、利害関係のない第三者として客観的にその物件を判断してくれます。


ですから、現地に行くときは、必ず工務店の方と一緒に見に行くことをお勧めします。


できれば、契約にも立ち会ってもらってください。

素人では見逃すところを、建築のプロとして指摘してくれますから。


以上、「失敗しない土地選びの秘訣」でした。

これで土地選びに必要な判断基準を身に着けました。


これからの選択肢は二つです。

一つは、ご自分で探す方法。
もう一つは、私を活用する方法。

もちろん私が提供するサービスには自信があります。
もし私を活用するなら望む土地を買えるよう全力でサポートさせていただきます。


追伸 私は、夢心地にさせて、家を建てさせたいとは思いません。

家づくりは、一時の気分で安易に決めるものではないと考えているからです。

また、家づくりは、家を建てることが目的ではなく、建てられるご家族様が毎日の生活を楽しむことが一番だと思っています。

だから、私は、売り込みや訪問営業を一切しません。

ゆっくりと冷静に検討する時間をとっていただき、「本気で家づくりを進めたい」と思った時に、全力でお手伝いしたいと考えています。

それで、もし今、そのお手伝いを必要としているなら、ぜひ松永建設までお電話してください。

TEL:0944-51-8409

心よりご連絡をお待ちしています。
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土地選びの秘訣⑨

皆さんこんにちは(*^O^*)松永建設です。
今日は、土地の探し方について具体的な方法をお話します。

実は探しだす方法はとても簡単です。

不動産情報誌、インターネット上の売り物件、新聞広告などの中から、条件に合うをものを全て拾い出してください。

この段階では、100%条件にあわなくても一つでも合うならOKです。

ただし、全ての情報です。

なぜ、全てなのかというと、なかなか土地が見つからない人の多くが「もっといい土地があるに違いない」と思い込んでいます。

ですから、まずは一つでも条件にあう物件を全て拾い出して、それらを全部テーブルの上にひろげます。
それが、現在、売りにでている物件の全てになります。
だから、この中から選ばないといけないことが客観的にわかるので、土地探しを成功させるための第一歩になります。

次に、その中からここは見てみたい!と思えるものを選んで、その物件を資料請求し、実際見に行ってください。

見に行ったら、その中でここなら買っても良いと思えるところを3箇所ピックアップしてください。

探し方はとても簡単なんですが、面倒くさがってやらない人が多いです。

でも、これやらないと、何時まで経っても「もっといい土地があるに違いない」から抜け出せません。
そして、最後はゆっくり検討できないまま契約、と言うことになりかねません。

そうならないためにも準備しておきましょう( ^o^)ノ

ところで、探す期間はだいだい3ヶ月くらいです。
3ヶ月探せば、その地域では、真新しい物件はそう出てきません。


さて、ここからが、土地選びの正念場です。

これを知っていることが、土地選びで成功する決め手になります。

これは、ほとんどの人が知りません。

だから、一部の人を除いて誰もやってません。

でも、実際うまく行った人の話なので、きっと役に立つはずです。

それは次回、詳しくお話しますのでお楽しみに★
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土地選びの秘訣⑧

こんにちは。松永建設です(*^O^*)
今回はピッタリな土地を探す方法をお話します。

具体的な土地の探し方の前に、是非知っておいて欲しいことがあります。

それは多くの人が、自分が本当に欲しいものを知らないということです。

家を建てる土地を色々探しているとおもいますが、相談に来られた際に
「土地がなかなか見つからないんです?」って言うんですね。

そんな時、私はこんな質問をします。

「外食する時、お店はどのように決めてます?」

そうすると、「その時によります」って言う返事が返ってきます。

まず、何が食べたいか?
フレンチ、イタリアン、 日料理食、中華料理・・・。

誰と一緒?
1人、2人、4人、10人・・・。

目的は?
友達との食事、お腹を満たすため、お客様を接待・・・

予算はいくら?
1,000円、5,000円、20,000円・・・。

これらがわかってれば行く店は決まりますが、もし何もわかってなければ
「どこかおいしい店ない?」って聞かれても、答えようがないですね。

もうおわかりだと思いますが、土地選びも同じです(^_^)/

なかなか決まらない人は、条件を決めないまま探してるんです。
だから、1年経っても自分にぴったりの土地が見つからないんです。

それで、土地探しを始める前に決めておくべきことが5つあります。

まず一つ目は、不動産の価値をどのように考えているかです。

財産として考えてるのか、それとも消費するものとして考えてるか?
別な言い方をすれば、日常生活の便が優先か、自然環境が優先かということです。

日常生活の便を優先すると、市街地で駅にも近いので買物も便利な場所になります。
こういう所は、住みたい人が多いのでそういう不動産は売りやすいんです。
つまり、財産としての価値が高いんですね。

一方、自然環境を優先すれば、郊外の静かな場所になりますね。
こういう所は、交通の便も生活の便もよくないので、いくら安くてもなかなか売れません。
それは、車といっしょで、ローンを払いながら消費していることになるんです。
つまり、財算としての価値は低いということです。

どちらかにするかは、ご自身の価値観で決めてください。

もちろん、生活の便がよくて、自然環境も良いところという気持ちはわかります。
でも、どちらを優先するかを決めておかないと、土地探しで混乱します。
もしなかなか土地が決まらないなら、まずここからスタートしてください。

ただし、これって、実はすごく難しいんですよね。

なぜなら、夫婦でもそれぞれ価値感が違うからです。

「互いの価値観を尊重してます」って言われそうですが・・・

普段の生活ではもちろんそうでしょう。

でも、大きな決定をしなければいけないとなれば話は別です。
家は、一生に一度の大きな買い物ですから、お互いの価値観がぶつかります。

そこでポイントの二つ目は、お互いの価値感をすり合わせることです。
決して、「あなたはおかしい」って言わないでくださいね。
価値感は、人それぞれ違うんですから。「わたしはこう思うけど、あなたはどう?」って感じですね。
じゃ、平行線になったらどうしたらいいか、それは一番最後に話します。


三つ目は、誰(または何時)を中心に考えるかです。
具体的には、旦那さんか、奥さんか、それとも子どもかってことです。
一番多いのが、子ども中心です。

「長男が来年4月に入学するんで、それまでに入居したいんですが。」

そういう人たちは、夫婦二人になったときのことをあまり考えてません。
子どもと一緒に過ごせるのは、10年から15年です。
長くても20年でしょう。
それに比べ、夫婦だけで暮らす年月はずっと長いはずです。

もう、お気づきだと思いますが、
誰を中心に考えるかも、ご自身や家族みんなが何を優先するかなんです。

もし、子どもを優先するなら学校区で探す、仕事を優先するなら、職場に近いところになるでしょう。
いずれにしても、誰を中心に考えるかで、住む場所もいろいろ変わってきます。
でも、それが決まれば、絞り込めます。

四つ目は、予算配分を考えることです。
まず、予算の考え方なんですが、「今の生活より質を落とさない」

これを、忘れないでくださいね。

と言うのが、家を建てて、生活レベルが落ちる人が多いからです。
特に、目いっぱい住宅ローンを組んでる人に多いんです。
何のために家を建てるんでしょうか?
今より生活を楽しむためではありませんか?
家は建ったが生活は苦しくなった、これでは本末転倒ですよね。

ですから、資金計画はとても大事なんです。

ところで、その資金計画ですが、ファイナンシャルプランナーなどお金の専門家に相談されることをお勧めします。

どれぐらいの予算が適正か、適切な判断をしてくれます。

「自己資金を貯めてからにしてください」って言われるかもしれませんが、その時はアドバイスに従ってください。

さて、予算配分についてですが、まずは総予算を決めます。
次に、建物にかける予算を決めてください。
建物の予算が決まれば、総予算からそれを引けば土地の予算(諸費用を含めて)がでます。

ところで、「なぜ建物の予算を先に決めるの?」って思いました?
それは、土地がない人は、「まずは土地を」って思ってて、建物についてあまり考えないからです。
土地を買えばそこに家を建てるわけですから、そこにどんな家が建つかは知っておかないとあとで困ります。
土地が高かったんで、希望する家が建てられなかったという例がよくあります。
そうならいために、まず、家の予算を決めてください。

最後の五つ目は、こだわりです。
例えば、○○町とか、学校区とか、駅から5分以内、海が見える場所とか。

なぜ、こだわりが最後かというと、数多くの中から絞り込む時に役立つからなんです。
こだわりがあると決めやすいんです。
それに、そのこだわりが実現すれば満足度が高くなるんです。
よくあるのが、あれもこれもでどっちつかずで決めてしまうケースですね。
買ったあとで後悔するのがこのパターンです。
これは家のプランづくりでも役に立ちますので覚えておいてください。

もちろん、こだわりすぎるのはよくありせんが、何年たっても見つからないということになるので、こだわり過ぎには注意してください。

そして、最後に夫婦や家族の間で意見がまとまらなかった場合は、こだわりを一つだけ取り入れてあげることです。
一つでも実現できれば、それで満足できます。
これが、夫婦円満の秘訣です。

また次回も続きをお話しますね(*^O^*)お楽しみに★
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土地選びの秘訣⑦

皆さんこんにちは。松永建設です!

希望の土地もみつかり、信頼できる業者もみつかったら、いよいよ最後の契約です!
はじめて知ることばかりで少しお疲れかもしれませんが、ここで気を抜くと後で後悔することになりますので頑張りましょう(>_<)

今日は法律がらみのちょっと堅い話をしますが、とても重要なことなので最後までしっかりと読んでいただければと思います。

まず、宅地建物取引業法では宅地・建物の売買契約を行う場合、物件取引についての重要事項説明をすることになってます。

わかりやすく説明すると、「重要事項の説明は契約前にしなければ違反になる」ということです。

ですから、取引は重要事項の説明からスタートします。
そしてこの説明の時に、宅地建物取引主任者は主任者証(運転免許証に似ているもの)を見せることになっていますので、かならず確認してくださいね( ^o^)ノ

さらに説明書には、主任者の記名押印が必要です。
つまり、重要事項は必ず書面で交付しないといけないんです。
口答だけでは、説明したことにはなりません。

実際、この書類には契約するかしないかの判断となることがたくさん書いてあり、特にチェックすべきポイントが4つあります。

まず一つ目は、土地の取引形態の確認です。
取引形態によっては、仲介料がいらない場合もあります。
仲介料の上限は、売買代金の3%+6万円に消費税でしたね。

取引形態というのは、
売主(売主が直接売る場合)
代理(売主の代理人となる場合)
媒介(売主の媒介となる場合)
の3種類あります。

仲介料が発生するのは、媒介の場合です。
代理の場合は、代理手数料をとられる場合があります。
売主から直接買う場合は、手数料はいりません。
つまり、取引形態によって土地の売買代金以外のお金がいらないこともあるんです。

二つ目は、住宅ローン特約とあっせんの有無を確認してください。

例えば、土地は自己資金で家はローンの場合。
もしくは土地と家あわせてローンの場合。
仮に銀行で審査が通らなかった場合でも、この特約があれば一定期間以内であれば契約を白紙撤回できます。

もし、手付け金を払っていても返してもらえます。
重要事項に書かない業者もいるので、気をつけてくださいね。
書いてないからといって、手付金を返さない業者は少ないとは思いますが、この特約は必ずつけておいてもらった方がいいです。

三つ目は、建築条件以外の土地の場合は付帯条件を確認してください。
例えば、ここは3階以上の建物を建てちゃいけなかったり、住宅以外のアパートは建てちゃいけないとか・・・。
後々トラブルになるケースがあるので、必ず確認しておいてください。

それから四つ目は、土地購入の諸費用を確認してください。
当然、土地代金以外の諸費用がかかるのは知っているとおもいます。
例えば、仲介手数料、登録免許税、住宅ローン費用などいくつかあります。
どれもお金がかかることなんで、必要な費用と金額を確認しておいてください。

以上、重要事項説明書で確認する4つのポイントでした。

さて、重要事項の説明が終われば、いよいよ契約です。

ところで契約ですが、必ず不動産業者の事務所でして下さい。
例えば、手付金を預けたあとで重要事項の説明をされたとします。
もし、話しが食い違ってたり、悪い条件があったりした時困りますよ(゚Д゚)

ですから、契約は事務所でしてください。

さらに、契約時に気をつけるべきポイントが4つあります。

まず一つ目は、売主が本人かどうかを確認してください。
たまに売主本人でない人が、契約の席に座っていることがあるんです。
例えば、売主の弟さんとかですね。
売主本人が入院してたり、遠方に住んでたり理由はいろいろあります。
代理人が代理権を持っていればいいのですが、自称代理人の場合は注意が必要です。


例えば、売主の自称代理人との交渉で、1,000万円の土地を800万円で契約した場合。
あとで、売主本人が、「800万円なら売らない」と言うケースも実際にあります。

もし正式な代理権がない場合、契約そのものが無効になります。
ですから代理人の場合は、代理人の資格があるどうかを書面で確認してください。
その場合、委任状だけでなく、売主の印鑑証明書も要確認です。

二つ目は、不動産業者が免許業者かどうか確認してください。
たまに、免許なしで免許業者らしく事業してる人がいます。
そういう人をブローカーって言うんですが、ブローカーは事務所で契約しましょうとは言いません。
なぜなら、免許業者なら必ず事務所に免許証を壁にはってあります。
免許業者でないことがバレるので、必ずお客さまの所に行くんです。

ところで、なぜ免許業者でないといけないのと思っていませんか?

それは、損害賠償になった場合、賠償金を払ってもらえないことがあるからです。
免許業者は、営業を始めるときに営業保証金の供託が法律で義務付けられています。
消費者は、不動産の取引から受けた損害額をこの供託金から補填できるようになってます。
ですから、土地を買うときは免許業者と取引してくださいね(^_^)v

三つ目は、手付金は10%以上払わないでくださいということです。
通常、双方でなにも決めていない場合、手付金はすべて「解約手付」になります。
買主は手付金を放棄することで、売主は手付金の2倍を買主に払うことで契約を破棄できます。

仮に、契約を解除したい場合、払った手付け金は返ってきません。
もちろん、ローン特約をつけていれば手付金は全額返ってきます。
実は、業者によって手付金をなかなか返してくれないところがあるんです。
よくあるのが、すでに使ったのでちょっと待ってくださいというケースです。
ですから、手付は1割までと覚えておいてください。
1,000万円なら最高100万円でOKということです。

最後の4つ目ですが、実はこれが結構重要で、不動産取引の基本中の基本なんです。

それは契約書、重要事項説明も含めてですが、業者によく説明してもらってください
業者の中には、何十ページもある契約書でも、5分ぐらいで説明を終わる人がいます。

所在地と面積と金額だけ確認して、「はい、ここにハンコ押してください」っていう人、結構いるんです。
そもそもどんな土地でも、短所も長所もあります。
短所も納得していれば、トラブルにならないんです。

なので、業者には契約書、重要事項説明をよく説明してもらいましょう。
もし、不明な点があれば必ず確認しておくことが重要です!

今日は少し堅い話をしましたが、不動産取引をするうえでどれも重要なことですのでしっかりと覚えておいてくださいね。

さて、次回は自分にピッタリな土地を探す方法について話しますのでお楽しみに★ミ
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土地選びの秘訣⑥

こんにちは(^O^)松永建設です!
前回までは、土地そのものの判断基準の話でした。
でも不動産業者の良し悪しは、さらに大きな問題なので土地選びで成功するかどうかは業者にかかってるんです。

そこで、今日は、
信頼できる業者かどうかを見分ける3つのポイントを話します。

まず、希望地域の土地情報(相場)に詳しいかどうかです。
例えば、「○○町で土地を探しているんですが、いくらぐらいですか?」と聞いたとします。
すると不動産業者は、「○○町なら、坪○○万円ぐらいです。」と答えます。
これは売買事例や路線価などをもとに、相対的な価格を言ってるにすぎません。

でも、実際はだいだい3ヶ月周期で動いてるので、土地の価格は常に変動してます。
そこで、不動産業者に「ここ3ヶ月ぐらい価格に動きはありますか?」とか、「最近、この地域で契約された例はありますか?」という質問も聞いてください。
その地域に詳しい業者さんなら、実際に取引された価格なども教えてくれるはずです。
曖昧な返事なら、その地域について詳しくありません。
取引がなければ、実勢価格より高く買う危険性があるということです。

次に、関心ある物件の資料を請求してみることです。
すでにネットや情報誌などで探されていると思いますが、ある程度絞り込んだら資料請求をしてみてください。

信頼できる業者ほど正確な資料を作っています。
なかには、そうした資料を作ってない業者も結構います。

資料をつくる時間がないのか、面倒だからやらないのか・・・

正確な資料がないと、重要事項を確認するのに時間がかかったり、売主側の業者がなかなか動いてくれなかったり、話がなかなか前に進みません(>_<)
そもそも、こういう業者は何に対してもいい加減なんです。
ですから、資料請求してみると業者の仕事に対する姿勢がわかります。

三つ目は、土地の現地案内を頼んでみることです。
資料請求で信頼できそうな業者なら、次は現地案内をしてもらってください。
現地に行けば、気になるところを直接質問できますよね。

そのとき、業者がちゃんとその物件について把握しているかどうか確認してください。
「○○だと思います」とか「多分、○○です」だと、ちょっと注意が必要ですね。

もし、その場でわからなければ、「後ほど確認して連絡します」
最低これぐらいの返事ができなければ失格ですね。
曖昧なまま取引して、あとでトラブルになることがよくあります。

そして、デメリットも、ちゃんと説明するかどうかは大事です。
良いところばかり強調したり、悪いものを良いものに言う、言葉巧みな営業マンも多いですからね。

なぜ、そういう営業マンが多いかはまた次回説明します。
まずは、今日話した3つのタイプの業者には気をつけてください。

ではまた次回もお楽しみに( ^o^)ノ
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土地選びの秘訣⑤

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

土地情報は、不動産情報誌や新聞広告などで知ることができます。
また、最近はインターネットでも情報が取れますね。
ただ、いいなあと思う土地が分譲地だったりしませんか?
基本的に分譲地はほとんど「建築条件付き」になってますよね。

建築条件付きと言うのはご存知だと思いますが、簡単に言うと土地と建物がセットになっている物件になります。

家もセットになってるんで、便利といえば便利なんですが・・・。
建築業者を自由に選べないというデメリットがあります。
それが、良い家を建ててくれる業者であればいいんですが、実はそうでない場合が多いんですよね・・(>_<)
ですから、もし自然素材の家を建てたいと思ってもできない場合も多いんです。
そこで今回は、分譲地に建てたい家を建てられる方法を教えます!

と、その前に「どうして条件付きなの?」ってことを簡単に説明しておきます。
この条件付き土地には、おおまかに二つのパターンがあります。

まず一パターン目は、その土地を販売している分譲業者が、建物を建てる。
そして二パターン目は、分譲業者が提携しているハウスメーカーで建てる。
この場合は、ハウスメーカは分譲業者に、手数料を払います。
家を建てるお客さんを紹介いただいたお礼になります。
もちろんそのお金は、家を建てる人が負担することになるんですが、分譲業者はビジネスとしてやってるので良い場所を確保してます。
いい所というのは、駅に近かったり人気の学校区、スーパーや病院が近い所です。
こういう場所は、自分で買主を見つけます。
しかし、少し条件が悪い場所だと、大手ハウスメーカーと提携します。
ハウスメーカーの優秀な営業マンが売ってくれるからです。

建築条件を外せたらなぁ~っと思っていませんか?
条件をはずす方法をこれからお話します。

条件をはずす一つの方法は、購入者が分譲業者のリスクを負うことです。
具体的には、条件を外してもらう見返りにし高く買うんです。

そんな経験なんてないんですから、どれぐらい高く買うのかなんて分かりませんよね(>_<)

あくまで目安ですが、坪1万円から3万円くらいです。
例えば、50坪の土地だと、50万円~150万円ですね。
上乗せする金額は、交渉次第です。
つまり、ハウスメーカーから入る手数料を肩代わりするということです。

まずは、条件をはずせるかどうかを分譲業者に聞いてください。
もし、ダメといわれたら、どういう条件なら良いかさらに聞いてください。
それでもダメなら、その時はあきらめるしかありません。

次に、上乗せしなくても、条件を外してもらえる方法があります。

それは、長く売れ残っている分譲地です。
売れてない原因はいろいろですが、周辺相場より高かったり、場所や形が悪い。
だいだい、こういう理由ですね。

長期間というのは、だいだい1年が目安です。
1年以上前に売り出された分譲地で、売れ残っている土地を探してください。

探し方はとても簡単です。

不動産情報誌ありますよね?
掲載されているものは、すべて売れ残っている物件です。
当たり前ですが、売れてたら載ってないですよね。
目ぼしいところがあれば分譲業者に「土地だけ売ってくれますか?」って聞いてみてください。
「建築条件を外すことは可能」です。

ではまた次回お話しますね( ^o^)ノ
オリジナル造作が映える家【内観②】.jpg


《T様邸 お引き渡し》

先日、T様邸のお引き渡しでした(^O^)/

「お祓い」
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「記念写真」
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お祓いもして、無事お引っ越しされました♪

改めましてご新居おめでとうございます!
そして、ありがとうございました。
ご新居でも素敵な思い出を作って下さい(*^_^*)
今後とも末永いお付き合いよろしくお願いします。


土地選びの秘訣④

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

「こんな所、よく買ったね~」と言う話を、時々聞きます。
よく注意すればわかるのに、よほど買い急いでしまったのか、不動産屋さんにのせられて買ってしまったのか・・・。
いずれにしろ、ちゃんとみておけば、買わずに済んでたんです。

今回はそうならないために、安くても買ってはいけない土地について話しますね(*^O^*)

まず一つ目は、給排水が整備されていない(できない)土地です。
これが結構ありまして、ある程度費用をかければ整備できる土地とお金かけても整備できない土地があるんです。

実際の例で言うと、二つのパターンがあります。
一つは、今まで使っていなかったから設備していない土地。
二つ目は、本来は整備しないといけないのに、整備せずに使っていた土地。
基本的に二つ目は、お金がかかるから整備しなかった土地になりますので、できれば避けたほうがいいですね。

それで、不動産業者に「給排水は整備されてますか?」とたずねてみてください。
もし、できてないなら費用がどれくらいかかるかを聞いてください。

二つ目ですが、周辺に嫌悪(けんお)施設がある土地です。
何を嫌悪施設と呼ぶかは、人それぞれ価値感によります。
例えば、近くに火葬場がある場合。
たとえ隣になくても、匂うようだと嫌ですので、風向きも要チェックです。
一般的に、このような施設がある周辺の土地って安くなっています。

臭いと言えば産廃処理施設です。
これも風向きにもよるんですが、結構離れてても匂いますね。
地域住民が署名活動をして撤去を求めても、立ち退かせるのは難しいんです。

だから、最初に話した用途地域は大事になってきますので、規制に守られてるところを選んでくださいね。
ちなみに、このような嫌悪施設の有無は、契約時の「重要事項説明書」に書かれてるんで、必ず確認してください。
もし、記載されてなく後で嫌悪施設だとわかった場合でしたら契約を解除できますのでご安心ください。

3つ目ですが、大きな河川の近くや谷地にある土地です。
これはある程度、想像つくと思います。
河川の氾濫による水害とか、地盤沈下の不安もあります。
ですから、河川の近くや谷地はなるべく避けてください。

それと最後の4つ目は、見晴らしがいい土地です。
確かにこういう土地は、開放感や眺望が魅力です。
バブルのころに、傾斜地の造成が盛んに行われてたので、人気があったんです。
しかし、これも平地の土地と比べると土砂崩れや、地盤沈下の恐れがありますので、眺望重視でない限りこういう土地も避けておいたほうが無難でしょう。

以上、4つほど安くても買ってはいけない土地を話しました。
いずれもこのような土地を絶対に買ってはいけないということではありません。

安いには、安いなりの理由があるということです。
安くて良い土地はありません。

ですから、安い土地を買う場合は、リスクを十分承知したうえでそうしてください。

では、また次回お話しますね( ^o^)ノお楽しみに★
カラダにやさしいくつろぎの家【外観】.jpg

土地選びの秘訣③

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

「土地を安く買う方法って、あるんですか?」とよく聞かれます。
同じものなら、できるだけ安く買いたい。
女性は特にそうだとおもいます。
私もスーパーでは、できるだけ半額などになるまで待って買います(苦笑)。
なので気持ちはよくわかります。

同じものなら、なるべく安く買いたい。
みんなそうじゃないですか?

建物は値切ると手抜きされる恐れがあるんですが、土地は同じものです。
だから、土地はいくら値切っても良いんです。

安く買わないと損ですよね。

そこで、今日は、同じ土地を安く買う方法を3つご紹介しますね。

まず一つ目。
分譲地で売れ残りを探す方法です。
分譲地と言うのは、売る目的で作られた土地です。
だから、業者は、早く売りたいわけです。
さきほどのスーパーの話ですが、惣菜などはその日のうちに売りきりたい。
そうでないと廃棄処分しなければいけません。
だから夕方になると値引きしてるんですよね?
分譲地も同じで、売れ残りは、ディスカウントされやすいんです。
ただし、売れ残ってる理由を確かめることをお忘れなく。

二つ目は、売り急ぎの土地を探す方法です。
分譲業者と違って、一般の方が土地を売る理由はいろいろです。
いつか売れればいいと言う人もいれば、早く処分したいと言う人もいます。
でも、根本は、一つ目の考え方とおんなじなんです。
ようは、急いで売りたいか?、いつでも良いか?
という違いなんですね。

例えば、
急いで売りたい理由に、相続税の納付があります。
そういう人は、相続した土地をできるだけ早く売りたいと思うんです。
一方、先祖代々の土地だからなるべく手放したくないという人もいます。
最近は、早く売って換金したいっていう人が増えてますね。

それと会社なら倒産、個人なら破産というケースです。
つまり、そういう売り急ぎの土地は、値引き交渉できるということですね。

そこで、勘のいい方ならもうおわかりだと思います。

買いたい土地があるなら、不動産業者に、
「どうして売りに出されてるんですか?」って、聞いてください。
もし、売り急いでるなら、安く買えますね。


それに、この質問にちゃんと答えてくれる業者さんは、良い業者です。
なぜなら、買主さんのことを考えてる業者だから。
ですから、是非、聞いてください。

それから3つ目は、競売物件を探すという方法です。
「競売」って聞くと、問題のある物件と感じるかもしれませんね。
でも、競売物件は裁判所が売主で、入札で行われる正当な取引なんです。
価格ですが、相場の7~8割で購入できます。

ただ、いわゆる破産者が清算手続きをしないので、強制的に売り出されていて、
いさぎ悪い人?がいたりします。
落札しても、退去してくれないんです。
中古住宅などは、中を見ることができません。
そんなわけで、債権債務があまり複雑でない物件を選んでください。
また、専門家に手続きを代行してもらうという方法もあります。


ところで、じつは、不動産を安く買う、究極の秘訣があるんです。

それは、買いたい価格の理由を説明することです。
以外と、説得力があり、効果もあるんですが、あまりこれをやる人がいません。

不動産価格に定価はありません。
売値は、あくまで売主の希望金額なんです。
値段の根拠だって、
「せめてローンを完済できる金額で」とか、「○千万円以下では売りたくない」
など、理由は曖昧なんです。


もちろん、不動産業者から、
「この辺の相場は坪○○万円位なんで、○千万円ぐらいで様子みますか?」
というアドバイスもあるでしょう。
でも、価格を決めてるのは売主です。
そして、先ほどいったように買う側にも問題があります。
新聞広告や情報誌で見た値段を、定価だと思い込んでるんです。
値札がついてたら、その値段で買うのが普通ですからね。
大阪のおばちゃんは違いますが(笑)。

スーパーでは特にそうでしょう。
安くしてとは言えないから、値引きされるまで待ってる。
そういう待ちの姿勢が、業者の都合で契約させられる原因なんです。


ですから、値段は交渉できるということを知ってください。
だって、定価なんかないんですから。
どんどん値切ってください。
海外でお土産を買うときに値切ってますよね?
同じような感覚でいいんです。
気軽な感じで。

もし、値切るのを業者がいやがるようなら、その業者は信頼できません。
業者は買主様の代理ですから、味方のはずです。
業者が売主の代理もかねてたら中立の立場になりますが。

どうして、その価格にして欲しいか。
その理由をしっかり伝えてください。

例えば、総予算が2,500万円で、建物に1,500万円必要なので、
土地代は、1,000万円までなんです。
単に、1,000万円にして欲しいというより説得力があると思いませんか?
別にどんな理由でもいいでんす。
理由をつけるだけで、承諾してくれる確立が高くなるんです。

買いたい価格の理由を説明するだけで、土地は安く買えるんです。

最後に、オマケで安く買う秘訣をもう一つ。

それは、売主から直接買うことです。
それは、仲介手数料を払う必要がないからです。

業者を通すと仲介手数料として、3パーセント(税別)+60,000円(税別)が必要です。
例えば、土地が1500万円だと、手数料として51万円(税別)いるんです。
でも、売主が不動産業者の場合、法律で、請求できないことになっています。
先ほどの例でいえば、51万円(税別)払わずに済むんです。

ですから、売主が誰かを調べてくださいね。
ではまた次回お話しますのでお楽しみに★ミ
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土地選びの秘訣②

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

失敗しない土地選びの秘訣ですが、
まず最初に、一戸建てに向く土地と向かない土地について話しますね。

土地を探してる人は、土地だけが欲しいわけじゃなく、土地を買ったらそこに家を建てるので、建物を建てるのに向くかどうかは大切な要素です。

チェックすべき点は、3つあります。

まずは、用途地域です。

実は、家を建てる人はこれを案外見落としてますが、非常に大事なことなんで説明しますね。

用途地域というのは、住居、商業、工業用など土地利用を決めたもので、12種類あります。

第一種低層住居専用地域
第二種低層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
工業地域
工業専用地域

これらの用途地域が指定されると、それぞれの目的に応じて、建てられる建物の種類や大きさに規制がかかってきます。

結論は、「第一種低層住居専用地域」が、住宅用地としては一番理想です。
下にいくほど、住環境は悪くなります。
ですから、なるべく上の地域のほうが、住むにはいいわけです。


例えば、「第一種低層住居専用地域」
主に2階建て程度の戸建て住宅・アパートが建っている地域です。
この地域では、建物の高さは10メートルまでと制限されています。
また、お隣の敷地から1メートル以上あけて家を建てなくてはいけません。
ようするに、住環境を保全する地域になってるんですね。
この地域には、ホテルや百貨店や商業ビルなどは建てられません。

ですから、ある日突然、隣の空き地にパチンコ屋ができたとか、マンションが
建って日当たりが悪くなったとか、そういう心配はありません。

つまり、一戸建てに向く土地です。

もし将来、小さいけど何かお店をしたいと思ったとき、
店舗兼用住宅なら大丈夫な地域です。
ただ、物件が少ないので、探すのはなかなか難しいのが現実です・・。

それと、用途地域以外の土地を、俗に一般白地地域と呼んでいます。
市街化調整区域です。
ここも一般の住宅は建てられます。
だだ、どちらかというとこの地域は規制がゆるやかです。
危険物の貯蔵所、大きな騒音がするような工場とか、それからいわゆる
風俗営業のような施設以外は建てられます。

仮にこの地域に気に入った分譲地があったとしましょう。
でも、そこは、ファッションホテルを建てられる地域なんです(苦笑)。
ですから、住む場所としては、避けたほうが無難でしょうね。

さらに、避けておいた方がいい地域が他にもあります。
それは「環境保全地域」と呼ばれる所です。

ここは、がけ崩れや土砂崩れの危険を覚悟しなければいけません。
ですから、よほどこだわりがない限り止めたほうがいいでしょうね。

次は、地形です。
どんな土地でも家は建つんですが、やはり地形も気をつけるべきです。

まず、一般の分譲地。
ここは、住宅用地として整備しているんで、特に問題はありません。
ただ、それでも売れ残りの土地はちょっと注意が必要です。
例えば、盛土して造成した土地は、地盤沈下などの問題があります。
また、土地の形が悪いと、設計や施行のときにどうしても制約があります。
いずれの場合も建築時のコストアップにつながる場合があるんです。

土地の形で理想をいえば、間口12メートル以上、奥行きが15メートル以上。
それで、南か北に道路があれば、一戸建てに向いた土地になります。
だた、このような土地は少ないので、あくまで一つの目安として考えてくださいね。


あと、周りの土地をよくみてください。
特に、周りに広い土地や、遊休地などがある場合は気をつけてくださいね。

例えば、そこにマンションが建ったり、分譲地になったりする場合があるからです。
そうなると、急に住宅密集地になり住環境が悪くなります。
ですから、周りの土地も考慮にいれてくださいね。

最後は、接面道路の幅員と方位です。
一番いいのは、南側に道路があって、その道路幅が4メートル以上ある土地です。
南側道路だと、たとえ南に新しい家が建っても日当たりや通風が確保できます。
ただ、全ての土地が南側道路と言うのは現実的ではありません。
そこで、4メートル以上の道路幅のある道に土地が接していることが重要です。

次の話は、土地について勉強されてるなら、知ってるかもしれませね。
もし、道路幅が4メートル未満の場合は、建築基準法で道路後退制限があります。
それは、道路の中心線から2メートルまで後退して、家を建てなければいけません。
建物だけでなく、門塀などもだめなんです。
自分の土地なのに自由にできないなんて、なんか損した気分ですね。
ですから、道路幅が4メートル以上の土地を優先してください。

それと、土地が道路に2メートル以上接してないと建物を建てられません。
専門用語で「接道義務」と言います。
接道義務違反の土地は、不動産の広告に「再建築不可」とか「建築不可」とか、
表示されてるので、注意してみてくださいね。

今日は難しい話でしたね。

では、また次回お話しますのでお楽しみに(*^O^*)
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土地選びの秘訣①

こんにちは(・ω・)松永建設です!
今日から、「土地選びの秘訣」のお話をします。

さっそくですが、こんな不安をかかえていませんか?

不動産屋はどうやって選ぶ?
経験は豊富だろうか?
この土地で本当にいいの?
もっと他にいい土地があるんじゃないの?
変な土地を売りつけられないだろうか?
土地を価格だけで選んでいいの?
要望ををきちんと聞いてくれるだろうか?

土地探し、本当に大変です。
最初はウキウキでしょうが、とても迷って頭痛くなります・・・。

でも、ご安心ください!
そんな疑問や不安は、すべて解決しています。

土地を買うか買わないかを、最終判断するのはご自身です。
ですから、土地探しに必要な知識を身につけていきましょう( ^o^)ノ


さて、土地購入は家づくりの出発点なので絶対に失敗したくないですよね?

「いい土地をできるだけ安く買いたい」

ところが、不動産業界の仕組みを知ってないと、いい土地にめぐりあえません。
さらに、業界特有の慣習やしくみが複雑なため、専門知識を持たない人は、
不動産屋さんのいいなりになりかねません。


だから、まず、不動産業界の話をします。
不動産屋さんは、土地を仲介すると、通常その土地の売買金額の
3パーセント(税別)+60,000円(税別)を、報酬として受け取ります。


たとえば、
土地を売りたいと依頼された場合、買いたい人を不動産屋さんが自分で見つければ、
売りたい人から、3パーセント(税別)+60,000円(税別)
買いたい人から、3パーセント(税別)+60,000円(税別)
の報酬をいただくわけです。


しかし、
もし、他の不動産屋さんが買いたい人を見つけてきた場合は、
売りたい人からの、3パーセント(税別)+60,000円(税別)だけになります。
だから、不動産屋さんは、できるだけ自分で買いたい人を見つけようとするんです。

人気のない土地は、自分で買いたい人を見つけにくいんですが、
人気のある土地は、自分で買いたい人を見つけられます。

どちらにしろ、売り土地情報は、まず、自分の顧客に紹介します。
買主がいない時、その情報が表に出てくるんです。

ということは、
人気の土地は、他の不動産屋さんには出にくい。
だから、いい土地を手に入れたいなら、
手間隙惜しまず、複数の不動産屋さんを、定期的に訪問しなければいけないんです。
そうすれば、見つかるでしょう。

ただし、注意点として、いい土地で安いように見えても、そこに家を建てる場合、
結局高くついてしまう土地があります。

それは、外部給排水に余分な費用がかかったり、造成費が必要だったりします。
また、後退制限があり、家を建てることに使える部分が少ない土地もあります。
さらに、その土地にどんな家が建つかを想像するのは、非常に困難です。

こうした話を、自分で判断できるように、なるべく
専門用語を使わないで、少しづつお伝えしますね。

いよいよ次回から本題に入っていきますのでお楽しみに★
リビング 家具搬入後.JPG

設計事務所の選択基準について

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設の式です♪

今日は、設計事務所の選択基準についてです。
家を建てる時、依頼先として(少数ですが)設計事務所を選択する人がいます。
雰囲気だけで設計士に依頼する人がいるので、チェックポイントを話しておきますね。
業者を選択する時のポイントと同様で、最も重要なことは、設計士の人間性です。
その他の具体的なポイントを以下に記しておきますね。

1,意匠(デザイン)だけでなく、設備・構造設計についても精通していること。
設計には、意匠設計、設備設計、構造設計の3つがあります。
ほとんどの設計士が意匠設計しかできません。
なぜ、デザイン中心になるかと言うと、素人受けするからです。
なお、構造は構造の専門家、設備は設備の専門に外注するので、設計料は割高になります。

2,建設材料の特質を理解していること。
材料の特質を理解していない設計士に依頼すると、適材適所に材料が使われません。
ですから、本来機能すべき特質を100%発揮させることなく家が建ってしまいます。

3,施工業者への見積り依頼時に、建材の必要数量を正確に伝えられること。
材料の必要数量の拾い出しができない設計士がいます。
その結果、施工業者の判断で必要数量を拾い出すため、同じ条件で見積り比較ができません。

4,材料や設備の相場を把握していること。
相場を知らない設計士に依頼すると、その時期に安価で良い材料やバーゲン価格での設備を使えません。
その結果、同じレベルのものでも高く買うはめになります。
また、予算オーバーした分のコストダウンを施工会社に一方的に押しつけます。
それは、施工業者の手抜き工事の原因に繋がる恐れがあります。
そして、依頼主は夢を諦めなければなくなります。

5,現場をよく知っていること。
現場をよく知らない設計士に依頼すると、施工の手間がかかる設計図面をひきます。
その結果、工事期間が長くなり建設コストに跳ね返ってきます。
また、施工会社が実際にどんなところで工事ミスや手抜き工事しているのかをよく知りません。
ですから、ミスや手抜きを事前に防止できません。

6,職人と円滑なコミュニケーションが図れる事。
職人との円滑なコミュニケーションができない設計士がいます。
設計上で何か不明な点や、施工上の問題が発生した場合、職人独自の判断で工事が進みます。その結果、図面どおりに施工されていないなどの問題が発生します。

7,施主の顕在化しない潜在的な必要性や欲求を引き出せること。
日常生活や価値観を聞き出す能力のない設計士がいます。
そんな設計士に依頼すると、求めている住まいづくりを実現してくれません。
高い設計費用を払うんですから、理想のプランを実現したいですよね( ^o^)ノ 

残念ながら、全てを兼ね備えている設計士はごくわずかです。
ですから、人間性が重要になってくるわけです。
謙遜で正直な人、素直で正直な人、そんな設計士を選んでくださいね。

業者選び同様、最も重要な事は設計士の人間性です。
また、家は生活の場です。
芸術気取りの人もいるので気を付けてくださいね。

次回は『失敗しない住まいづくりの秘訣』のまとめをお話ししますね(^O^)
お楽しみに★ミ
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「失敗しない住まいづくりの秘訣」のまとめ

こんにちは(・ω・)松永建設です!

「失敗しない住まいづくりの秘訣」のまとめをお話します。
これまで失敗しない住まいづくりの為に、いろいろなポイントを話してきました。

後は、これまで話したことを実践するだけです!


しかし、何も準備しない家づくりでは、どこかでつまずくことになります。
もちろん、自身で調べることはできます。
ただ、これまで上げたポイントをすべてチェックするのは、結構大変です。

ですから、このまとめを見て活用してください。


結論として、最大の問題点は、いきなり直接業者選びをすることです。

何の準備もなく住宅展示場へ行ったり、興味本位で見学会へ行ったりしています。
自分の欲しいものが分からずに行動しているんです。
例えて言うなら、スポーツカーが欲しいのに、ワンボックスカーを見に行くようなものです。
また、乗用車や軽トラックも見に行くわけです。
軽トラックであれば、荷物がたくさん積めます。
しかし、カッコよく速く走りたいのに荷物を積んでも仕方ありません。
現実、自分が欲しいものが分からないまま、業者の特徴も分からずに行動しているんです。
分からないから、更に次の業者、また次の業者と渡り歩くことになるんです。


2つ目の問題点は、相見積りを取ることです。
比べられないものを、同じ土俵で比べています。
建材すべてが、この型でこの品番の製品と指定すれば比較できます。
しかし、違うものを比べているんです。
それを、ただ総額いくらとか坪いくらという比較では正しい判断ができません。

高いが価値あるもの、価値がないのに高いもの。
安いが価値のないもの、色々あります。
と言うわけで、値段だけで判断すると、あとで後悔することになります。

だから、見積りは素人では判断できないんです。
実際、プロでもなかなか判断できないですからね。

それよりも、本当に信頼できる、人間的に全く問題のない、そういう人にお願いしてください。
そうすれば、莫大な利益を取ってないので、無茶な見積りは出てきません。

本体価格の話をしましたよね。
65%から85%まであるわけです。
だから、本体価格が85%のなかから選べば、おかしな金額になることはありません。
ぼったくられることもないです。
しかし、間違って65%のところへ行くと、最終金額を見てびっくりするわけです。

そうならないように気を付けてくださいね(*^O^*)

これで「失敗しない住まいづくりの秘訣」は終わりです。

次回も為になるお話をしますのでお楽しみに★
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代表者の人間性を見てください

業者を選ぶ際のポイントは、建設中の現場を見ることでしたね。
今日は、最も重要なチェックポイントです。
それは、代表者の人間性です。
何か問題が起きた時、どう対応するか?
特に、万が一の時にきちっと責任を取れるのか、ちゃんと対応できるか?
それは、人間性によります。
普通の時は、皆まともなんです。
しかし、問題が起きた時の対応は、人それぞれです。
不祥事を起こしたときの謝罪会見が良い例です。
では、人間性を知るにはどうしたら良いか?
それは、不意をつく事です。
お客様の立場では、本音が出ません。

わたしの場合は、その会社に物を売りに行きました。
そうすると、お客じゃないから本音で対応するわけです。
普通に帰れと言う人。
居留守を使う人。
色々いる訳です。
そうすれば、長く付き合わなくても本当の人間性が分かるんですよ。
次のチェックポイント、それは仕事に対する熱意です。
それには、代表者と話をすることです。
じっくり話をすると、仕事に対する姿勢や熱意が伝わってきます。
いろいろ居ます。
本気でやっている人。
嫌々やってる人。
それが仕事に表われてきます。
魂をこめた家とそうでない家は、全然違います。
人間性は建物に現れます。
ですから、建物でなく人に焦点を合わせて業者を選んでくださいね。

ここまで、業者選びのポイントを話しました。
最も重要なことは、代表者の人間性です。
代表者とじっくり話し合ってくださいね( ^o^)ノ

次回は、設計事務所の選択基準についてお話します。
お楽しみに★ミ
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職人の質について

こんにちは(・ω・)松永建設です!
今日は、前回の業者を選ぶ際のポイントの聞き取り能力の続きからです。
あなたが言い表せない想いを引っ張り出して、それを叶えてくれなければいけません。
しかし、残念ながら多くの場合、具体的な質問しかしません。
『何坪』くらいをご希望ですか?』
『部屋数はいくつ必要ですか?』
『リビングは何畳くらい?』
『どんな設備が必要ですか?』
『キッチンは対面式ですか?独立型ですか?』
これだと決まったプランしか出てこないでしょう。
しかし、普段の生活スタイルを細かく聞くなら、それにふさわしい空間が浮かんできます。
プロだからその生活をサポートするプランが描ける訳です。

例えば、何時に起きて、どういう行動をとっているか?
何に興味があって、どういう交友関係なのか?
何人くらい遊びに来て滞在時間がどうか、滞在時はどういうことをして過ごすのか?
料理であれば、どういう買い物をし、どのように調理し、片付けはどうしているか?
また、そもそも料理は好きか?
そんな普通の日常生活を聞いてくれる人なら、よりふさわしいプランができます。
建物より生活に焦点をあわせた質問が重要です。
だから、日常生活を聞き取る能力がある人を選んでください。

では、次のポイントについてお話しします。
それは、建築中の現場を見ることです。
見学会でみる建物ではなく、普段の現場を見てください。
そうすると、真実が見えてきます。
常に現場が整理整頓されている。
職人の態度が良い。
服装もきちっとしている。
言葉遣いも丁寧。
これは、職人の質も関係してきます。
『仕事さえできればいいんだ』
という人は、たいした仕事はできません。
実際、腕に自信がある人は、他の面でもしっかりしています。
礼儀正しいですし、ちゃんと掃除もします。
ですから、普段の現場は必ず見てチェックしてくださいね。

続きは、また次回お話しします!お楽しみに★ミ
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堅実な業者の見極め方

こんにちは(・ω・)松永建設です!
前回は、業者の見極め方でしたね。
今日は、堅実な所を選ぶための話をしたいと思います。

その町で何代にも渡って工務店をやっているところは安心です。
そして、小さい所ほど潰れにくいです。
なぜならOBのお客さんが沢山いるからです。

新築の需要が無くてもリフォームの仕事があり、中々潰れません。
また、広告宣伝などをしないので、余分な経費がかかりません。
ここまでが、業者の特徴を知ることが業者選びの第一歩という話でした。
また、経営が安定しているかどうかは、会社の規模に関係ありません。
むしろ大きいところほど気を付けなければいけません。
だから、堅実な所を選んでくださいね( ^o^)ノ
沢山の営業マンがいて、派手に宣伝している所は要注意です。

さて、今日から業者を選ぶ際のポイントをはなします。
まずは、施工事体制です。
どういうチーム体制かがチェックポイントです。
すべて下請け任せなのか?
また、その下請けは工事の都度、色んな業者を引っ張ってきているのか?
もしそうなら、寄せ集めですから元請けがしっかりしていないとミスが起きやすくなります。
それとも、決まったチームがあり、家の特徴に合わせて編集しているのか?
もし、チームが決まっているなら、、伝達もスムーズなのでミスも起きにくいですね。
ということで、施工体制は確かめてください。

次のチェックポイントは、聞き取り能力です。
幸せな生活を送るには、言葉にならない部分を聞き取ってくれなければいけません。
聞き取り能力に長けた人でないと、満足のいく家にはなりません。
実際どの業者さんも要望は聞いてくれます。
でも、要望を聞くということは、要望を伝えないと実現できないわけでしょう?
そうではなくて、あなたが言い表せない想いを引っ張り出して、それを叶えてくれなければいけません。
それには、聞き出す能力が無いとできないですよね。
それはまるで深い泉から水をくみ上げるような物です。
残念ながら多くの場合、具体的な質問しかしません。

続きは、また次回お話ししますね!お楽しみに★ミ
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業者選びについて

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

前回は、土地が見つかったら、次は業者選び。
今日はその続きです。

例えば外食をするとしましょう。
そのとき予算、好み、用途、人数などが分からないとお店が決められませんよね。
予算が、1人1000円、5000円、1万円では行くところが全然違うでしょう。
もし予算が1000円だったら、うどんかラーメン屋って所ですかね。
また、好みもあります。
日本料理、中華料理、フランス料理、イタリア料理など色々あります。
そして、誰とどういう目的で。
家族、友人、お客さんでは行くところが違ってきませんか?
このように、それらが決まってはじめて行くお店が決まるわけです。

家も同様です。
それぞれの条件を決めないと、どの業者へ行くかがわからないんです。
工務店と一口に言っても、それぞれ特徴が違います。
材料にこだわっている、技術にこだわっている、デザインにこだわっている。
また、とにかく安いとか、アフターメンテナンスにこだわっている。
など色々あります。
だから、その業者さんの特徴を把握していないと、違うところにいく事になるんですね。
しかし、実際その業者の特徴を見極めるのは非常に難しいです。
では、どういう風に見分けたら良いのでしょう。

1つは、その業者さんの得意分野を知ることですね。
それから2つ目は企業としての安心感。
面白いことに、小さいところほど潰れにくいです。
なぜなら、OBのお客様からのリフォームなどで食いつなぐことができます。
固定費を抑えることができ、頑張りがきくからです。

しかし、規模が大きいと、受注減が会社経営に直接影響します。
また、急激に業績を伸ばしているところは要注意ですね。

それは、分譲業者も同じです。
業者は売りやすい土地を選んで分譲してますが、それでも売れ残る物件もあります。
それが、在庫として増えてくると、経営を圧迫します。
銀行からお金を借りて分譲しているので、その支払いが負担になってくるんです。
数多くやっている分譲業者は、そういうことも考えてくださいね。

続きはまた次回。お楽しみに★ミ
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土地選びの具体的な手続き

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

今日は、前回の土地選びの具体的な手順の続きです。
見に行きたいなと思えるところをピックアップして、実際に3つ位に絞ってください。
3つに絞り込んだ段階で、プロと一緒にそこへ見に行きます。
プロというのは、建築のプロのことです。

では、なぜ建築のプロと見に行かなければいけないのか?
それは、不動産屋さんは建物についてよく分からないんです。
もちろん、法律上の事はプロですから分かります。
しかし、その土地にどんな建物が建つかというアドバイスはできません。
土地だけ買う場合は別ですが、通常その土地に建物を建てる訳ですよね。
そこへ、プロと一緒に見に行ってください。
そこにどんな建物が建つかを助言できる人と一緒に見に行く必要があるんです。
そうしないと、どんな土地を買って良いのか判断がつきません。
そこで、プロと一緒に行き、それぞれを検討するわけです。
そして、その中から最もふさわしい所を選んでください。

多くの場合、土地は不動産屋さん任せで、言われるままに決めています。
だから困ることが色々と出てくるのです。

これが、土地を買うときの手順です。
1.地域を確定する。
2.その地域の売り情報を全て集める。
3.興味のある土地情報だけを資料にする。
4.買っても良さそうな土地だけを見に行く。
5.3ヶ所に絞り建築のプロと見に行く。
6.プロのアドバイスに基づき1つに決める。
この順番を間違えると、自分にふさわしい土地に巡り合えなくなります。

土地が見つかったら、次は業者選びですね。
しかし、この業者選びがまた大変なんです。
なぜかと言うと、業者の数が多いからです。
人工100万人に対して、家を建てることができる業者は約1000社あります。
その1000社の中から、自分にふさわしい1社を選ぶ事になる訳です。
だからそれは至難の技なんですね。

続きはまた次回!お楽しみに★ミ
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土地選びの具体的な手順

皆さんこんにちは(^O^)松永建設です!

前回は、土地選びの具体的な手順の話でしたね。

実際に土地を選ぶときの順番ですが、動き出す前に決めておくことがあります。
『夫婦の価値観をすりあわせておくこと。』

奥さんは、生活の便を優先させたい。
しかし、ご主人は環境重視。

逆もありますかが、そういう場合どのように意見調整するかですね。

前もって十分話しておかないと、後でもめることになります。
ですから、土地選びを始める前に、夫婦の価値観をすり合わせておいてください。

そして、誰を中心に選ぶか?
子供、ご主人、奥さん、誰を中心に選ぶかで場所が変わってきます。
子供中心なら、学校区。
ご主人中心なら、職場近く。
奥さん中心なら、生活の便かもしれませんね。
誰を中心に考えるかによって選ぶ場所が全く違ってきます。
だから、前もって決めておいてください。

それから、もう一つ考えておくことがあります。
それは、建物と土地のバランスです。
よくあるのが、建物のことをあまり考えずに土地を買ってしまうことです。
その場合、欲しいところは高いので少々無理してでも買ってしまう。
そうすると、建物にかけられる予算が限られる事に・・・。

順番が逆なんです。
『こんな家に住みたいから、それにはこれくらいの予算が必要。』
『総予算がこれだけだから、土地はこれだけ。』
土地だけ買うわけではないので、土地と建物はセットで考えてください。
そして、建物にこだわりをもって、土地選びを進めてくださいね。

これから、土地選びの具体的な手順をお話しします。

まず、前々回からの不動産価値、夫婦の価値観、誰中心、予算配分。
その結果、絞られた地区、地域がありますね。
その地域の売り物件を、全部拾い出してください。
次に、その集めた中で、もっと詳しく知りたいと思う土地だけ選び出してください。
それから、それらを不動産屋さんに全部資料請求してください。
そして、資料請求した中で実際に見に行きたいなと思える所をピックアップしてください。
ピックアップしたところは実際に見に行ってください( ^o^)ノ

続きはまた次回★お楽しみに(・ω・)
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建築条件の外し方について

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

今日は前回の続きと建築条件の外し方についてです。

以前、私が相談に乗った方の話です。
売主でない不動産屋さんからの売り土地情報でした。
それを見ると、売主が別の不動産屋さんでした。
たまたま、私の知り合いの不動産屋さんでしたから、その方にご紹介しました。
ですから、3.3%+66,000円払わなくて済みました。
1,500万円でしたら、66,000円得する訳です。
売主から買っただけでの事なんです。
売主で無い不動産屋から買うと手数料がいり、売主の不動産屋から買うと手数料がゼロ。
そういう事もあるので、物件の情報の詳細を見てください。
そして、同じ家を買うんだったら売主から(笑)
それを覚えておいてくださいね(^O^)!

次に、よくある建築条件が付いている土地の話です。
これも交渉次第です。
建築条件は外れないと思っているでしょうが、外すことは可能です。
それには、
『建築条件を外すことは可能ですか?』と尋ねる事です。
聞かなければ、外れませんからね(笑)
何年も売れ残っている土地だと、建築条件は外れやすいです。
また、売れにくい区画も同様です。

それから、奥の手ですが、人間関係を利用することです。
売主の知り合いからお願いしてもらうと、案外上手くいきます。
その不動産屋さんが、普段お世話になっている人にお願いして、条件を外してもらうんです。
意外と人間関係っていうのは影響力があるので、そういう方法もあることを覚えておいてください。
知らずに土地選びをすると、損する事になります。

では、土地選びの具体的な手順を話しますね。
実際に土地を選ぶときの順番ですが、動き出す前に決めておくことがあります。
まず、不動産価値をどう見るかです。
それによって探す場所が変わってきます。
不動産価値を気にしないのであれば、どこでも良いです。
単に安いところを選んでください。
しかし、財産として考えるなら、需要の多い地域から選んでください。
なぜなら、売りやすい、すなわち不動産としての価値があるという事ですから。

続きはまた次回お話ししますのでお楽しみに★ミ
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不動産流通の仕組みについて

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!

前回は土地の値切り方でした。

今回は不動産流通の仕組みについてお話しします。
土地を色々調べている時、『掘り出し物があるんじゃないか』ってみんな思いますよね。
でも、掘り出し物は出てきません・・・。

なぜか?

それは、不動産流通の仕組みを考えれば納得できます。

ご存じだと思いますが、不動産は、売主と買い主の両方から手数料が入ってきます。
売買金額の3.3%+66,000円
例えば、金額が1,000万円の場合、3.3%で330,000円。
それに事務手数料66,000円加えた396,000円が売主、買い主、両方から入ってきます。

もし1,000万円の土地を売主から直接依頼されてるとしたら、他の不動産屋さんに買い主を探してもらわないでしょう。
まず自分で買いそうな人のところに、その話もっていきますよね。

なぜなら両者から396,000円入ってくるんですから。

情報を公開する前に、自分で買い主を見つけようとするでしょう。
だから、表に出てこないんです。
特に人気のある場所ほど売り情報は出てきません。
逆に表に出てくる情報は、売りづらい物件です。
人気の無い場所や、いわくつきの土地など、誰もほしがらない土地情報が出てくる訳です。

ただ、例外があります。

それは、おとりの情報です。
すでに買い取りが決まっているのに、見込み客を呼び込む為に広告を出します。
そういう悪徳不動産もいるので、気を付けて下さいね。
問い合わせると、
『あ~、すみません。もう決まっちゃったんです』っていわれ、
『ところでお客さん、どちらでお探しですか?』って他の物件を売り込んでくるんです。

中にはそういう人もいるので気を付けて下さいね(>_<)
ですから、優良な物件っていうのはほぼ無いと思って下さい。
それでも優良な土地が欲しいであれば、信頼できる不動産を決めてください。
そして、その不動産に1週間か2週間に一度顔を出して下さい。不動産屋さんの記憶に残ります。
そうなれば、本気度が伝わりますので、『この地区でこのくらいの広さで、予算はこの位までで』と条件を提示してれば、そういう案件が出た時、売り土地情報は一番に知らせてくれます。

それから、前回安く買う方法を話しましたが、分譲地の売れ残りも狙い目です。
何年も売れ残ってる土地は、値段交渉できます。
また、これは難しいのですが、売り急いでいるかどうかを確認することです。
そういう人からは値切りやすいですね。

それから、競争物件。
しかし、これはあまりオススメできません。
色んな問題を抱えている場合があるので、専門家に任せた方がいいです。

それと補足ですが、不動産屋自信が売主と言う場合。
その場合は手数料がいりません。
これ以外と知らない人が多いですね( ^o^)ノ

続きはまた次回お話しますので、お楽しみに★ミ
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土地の値切り方

こんにちは(・ω・)松永建設です!

前回の話は、土地の値段は定価じゃないので、目一杯値切って下さい(笑)でしたね。

ただ、値切り方にはコツがあります。
今日はそれをお話します。

まず、買値が妥当な金額であることを説明します。
ただ単に100万円安くして欲しいでは、なかなか値段は下がりません。
しかし、現在の年収が400万円で、建築予算は2500万円です。
そして、建物に最低1600万必要なので、土地代は900万円・・・これが限界なんです。
だから是非、900万円で譲って下さい。
900万円であれば今すぐ契約します。
など、このように交渉すれば、単に100万円引いてと言うより、安くなりやすいです。
重要なことは、理由を設けることです。
しかも、相手が納得できるような理由、根拠のある理由を示せばいいんです。

まずは値切ってみて下さい。
いい値でいうのは最後、どうしてもそこが欲しいのであれば仕方ないですが( ^o^)ノ

今日は土地は探すのでは無く選ぶものというお話でした。
そして、土地は値切らないと損。
遠慮せず、まずは値切ってみて下さい♪

次回は不動産流通の仕組みについてお話します。
お楽しみに\(^_^)/
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土地の選び方について

こんにちは(・ω・)松永建設です!

前回まで『失敗しない住まいづくりの秘訣』についてお話してきました。
今日は、土地の選び方についてです。
土地選びは、建物以上に難しいです。
なぜなら同じ土地は一つしか無いので(>_<)

ということで、早速土地選びの話を始めましょう。

ちなみに、『選ぶ』と『探す』は意味が違います。

『探す』は辞書では、「見つけ出そうとして方々見たり歩き回ったり、人に聞いたりする」「落とし物を探す」という風に使います。

『選ぶ』というのは、「多くの中から目的や基準に適うものを取り出す」「贈り物を選ぶ」というふうに使います。

全く違いますよね?

探す物が何か分かってないと、見つけられません。
だから土地の場合、漠然と探しているうちは見つからないんです。
しかし、『選ぶ』という基準であれば、自分のふさわしい土地が見つかります。
具体的な土地選びの手順は最後に言いますが、まず目的と基準を決めて下さいね。

さて、今から得する話をします!

それも100万円以上得する話です。
どうすれば良いか?

結論から言います。
『値切る』
たったこれだけで安くなります。
土地の値段は、いくら値切ってもいいんです。

なぜだと思いますか?

それは、値切っても現物が変わらないからです。
安くなっても全く同じものが手に入ります。
実際、100万円位は安くできます。
ただ、土地の値段が200万では無理ですが、1000万円の土地なら100万の値引きは可能です。
土地の値段は定価じゃありません。
あくまでも、売値は売主が希望する金額の事ですから、売値で買うのは損ですよね。
ですから、目一杯値切って下さい(笑)
ただ、値切り方にはコツがあります。

つづきは、また次回お話しますね(・ω・)
お楽しみに★
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『照明』について

こんにちは(・ω・)松永建設です!

今日は、照明に関する問題の続きです。

前回高級ホテルの話をしましたが、そういうホテルの照明を是非見てください。
まず、真上からの照明はありません。
それから、目線の位置にも照明はないです。
立った目線位置、座った目線位置にもありません。
それ以外に照明が取り付けられています。
だから、直接目に入らないから居心地がいいんです。
ということで、照明の取り付け位置も考えてくださいね( ^o^)ノ

ところで、照明が上からになったのはいつ頃だと思いますか?

江戸時代には、上からの光はありませんでした。
その頃は、行灯(あんどん)で下からの灯でした。
それが上からの灯になったのは、石油ランプが登場した明治になってからです。
そして、今では天井に直付けの照明が主流です。

照明は太陽や月の代わりです。
では、太陽の位置を考えてください。
太陽は、朝、東の空から昇り、夕方、西の空に沈んでいきます。
一番高くなるのは夏至の正午。
それでも真上にはきません。
だから、真上からの照明は不自然な訳です。
また、真上から照らすと均一になり、明暗の変化がないので奥行きが出ません。
明るいところ、暗いところがあり、空間に変化にを持たせる事ができます。
そこで、下、斜め下、横、斜め上に照明を取り付けるとより自然に近い明かりになります。
だから、超高級ホテルでは、真上からの光がないんです。
もちろん蛍光灯も使われていません。
子供部屋の照明も考慮してくださいね(*^O^*)

これで、子供の話は終わりです。

今までの話をまとめます。
『失敗しない住まいづくりの秘訣』の最初に話した間違いについて覚えていますか?
何も準備せず、いきなり展示場や見学会に出かけていくことです。
まず、資金計画が必要でしたね。
次に自分を知ること。
そして、病気になりにくい家を考えました。
さらに、よい子に育つ家についても考慮しました。
ここまで準備して、やっと展示場や見学会に行くことができます。
それまでは見たいでしょうが、我慢してください。
分からないまま行くと、業者の情報に影響され、間違った方向へ行くことになります。

住まいづくりには正しい手順がありますので、順番を間違わないでくださいね(・ω・)♪

次は、『土地の選び方』についてお話ししますのでお楽しみに★
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