瓦と紋様

大寒も過ぎ今日から二月ですね( ^o^)ノ
コロナ禍においても不安な日々が続いていますが一日でも早く収束する事を願っています☆ミ

タイトルにもあるよう今回は瓦と紋様についてお話します♪
江戸後期に日本で3度目のコレラが流行しました。
コレラとは(水を介して感染する代表的な水系感染症)です。
日本ではこのコレラの流行により衛生観念が一気に高まりましたが、当時の日本国内に医学的な感染症対策はほとんどなかった為、加持祈祷に頼り疫病退散のお札を戸口に貼って家に閉じこもるしかなかったようです。
病気を追い払おうと太鼓や鐘を打ち鳴らしていたとも言われています(*_*)

また魔除けや厄除け、吉祥願い等で願いを込められた紋様の入った建築物が作られていたそうで、瓦屋根にも独自の装飾や紋様が施されているのが多くあります!
例えば【籠目】~かごめ~
竹などで編んだ籠の網の目。またはその連続した格子状の網組の事で、この籠目柄の中には三角形を組み合わせた六芒星が見ることができる事から、邪気を払うとされ魔除けの意味を持つといわれています。
【三つ巴】~みつどもえ~
まがだまの様な形が円形の中に三つ入ったデザインの事で厄除けや、武神の紋章イメージや水の紋様として火災除けに使用されています。
【青海波】~せいがいは~
広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄で無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起のいい柄です。

今回はこの三つの紋様を紹介しましたが、意味などを調べると日本伝統文化の奥深さが見え面白いし色んな種類がありますよ♫

時代は違いますが人は無難息災、平凡な暮らしを願うことは今でも変わりません!
コロナにより生活様式が大きく変化し、在宅ワークも多くなりおうち時間が増えた今だからこそ快適で安全な暮らしができるのはもちろん、特別な時間が過ごせるよう家の悩みや住宅のご相談などございましたらお気軽にご相談ください♡
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